MRT古亭駅近くで営業する「蘇杭點心店」は創業は1967年という50年以上の歴史がある老舗。日本人観光客にとっては「鼎泰豐」や「杭州小籠湯包」といった有名店に比べるとあまり聞かない名前かもしれませんが地元ではなかなか人気があるんですよ。お店の雰囲気も高級店といった風ではなく食堂のような感じなので気軽に入りやすいと思います。というわけで今回はその「蘇杭點心店」の小籠包を紹介したいと思います。
蘇杭點心店
古亭駅近くの小籠包の老舗
「蘇杭點心店」はMRT古亭駅から羅斯福路を北側に歩いて5分弱ほどの場所で営業しています。またここの他に松山空港の近くにも支店があります。
店内に入るとすぐにカウンターがあってその横にオーダーシートが置いてあります。
これですね。
店員さんに声をかけて人数とイートインorテイクアウトを伝えましょう。イートインの場合は席に案内してくれます。
席に着いたらオーダーシートに食べたいものを記入します。テーブル番号(桌號)も忘れずに書き込みましょう。記入を終えたらレジに持って行って注文します。
こちらい並んでいる小菜はメニューには載っていないので食べたいものがあれば自分で取ってテーブルに持って行きます。後で店員さんがまとめて清算してくれます。
料理を待っている間に小籠包のタレを作りましょう。セルフサービスなので小皿に醤油と生姜を入れて準備しておきます。
肉汁たっぷりの小籠包!
注文したのはこちら。メニューから小籠包とスープ。それに小菜からも2品選んでみました。
蘇杭小籠包(140元)、小蕃茄豆腐蛋花湯(90元)、丁香辣椒蛋(90元)、清蒸茄子(70元)
やっぱりこれはマストの小籠包。1籠8個入りで140元です。
老舗らしく丁寧に包まれた皮の中からはじっくりいい具合に蒸しあがった豚肉の餡と旨味たっぷりのスープが溢れ出してきます。これが意外にあっさり味でいくつでも食べれてしまいそうな美味しさなんですよ~。
小菜から選んだ茄子。これ、さっぱりした味で結構好きなんですよねー。
こちらも同じく小菜から取ってきた「丁香辣椒蛋」。ゆで卵に小魚を使ったピリ辛ソースをかけたものなんですがこれがウマい! おすすめなのでぜひ食べてみてください。
小籠包に合わせるスープと言えば酸辣湯が定番ですが今回は「小蕃茄豆腐蛋花湯」を選んでみました。あっさり味のスープにトマト、豆腐、卵がたっぷり入った具沢山のスープです。これも小籠包によく合いますねー。
庶民的な雰囲気で美味しい小籠包が食べられて、他の有名店ほど混んでいない穴場のお店ですよ。