もはや説明不用の台北の人気観光スポット「迪化街」。見どころと言える場所が実は南北に長く南の南京西路と交わるところから北の廸化街十連棟のあたりまでおよそ1㎞ほど続きます。しかしやはり象徴的な場所と言えば「迪化街」の入り口ともいうべき永楽市場周辺ではないでしょうか。今回はその永楽市場周辺で朝食を食べることにしました。
民樂旗魚米粉湯
永楽市場周辺グルメ
朝ごはんを食べに迪化街の永楽市場周辺へ。もうこの場所はメディアが取り上げるスポットの常連ともいうべきエリアですね～。ある意味迪化街を代表する風景といってもよいのではないでしょうか。
さて、朝ごはんに選んだお店はこちら「民樂旗魚米粉湯」。もはや説明するまでもない超有名店ですね。いかにも台湾らしい雰囲気、と思うかもしれませんが騎樓ではなく通常の路上に席を設けているこの風景、実際には台北ではあまり見かけないような気がするんですよね。けっこう貴重な存在なのではないでしょうか。
こちらがメニュー。日本人観光客も多く訪れるので日本語表記あり。内容もシンプルでメインのビーフンに揚げ物をいくつか選んでいただくというスタイル。なお注文は口頭で行います。
やっぱりスープが旨い！
注文したのは「旗魚米粉（カジキビーフン）」と揚げ物の2種盛り「酥炸雙拼」を1皿。
祖傳旗魚米粉・小（40元）、酥炸雙拼・小（60元）
卓上には辣椒醬など調味料があるのでお好みで。
まずは主役の「旗魚米粉」からいただきます。麺は短くカットされているので箸ではなくスプーンでいただきます。よく考えると麺線、大麵羹、米粉湯などスプーンで食べる麺料理って日本ではあまりないですよね。
大骨高湯の一般的な米粉湯とは違うカジキを煮たスープがやっぱり美味しい！ 普通の米粉湯はもっとあっさりした味なのですがこちらは旨味がより強調されています。
ビーフンは細く短いので主食としての麺というよりスープの具といったイメージ。そのためどちらかというと麺料理ではなくむしろ汁物を食べてるという印象なので朝ごはんにピッタリではないでしょうか。
揚げ物には紅燒肉（豚バラ肉の揚げ物）、蝦仁（エビ）、蚵仔（カキ）、魷魚（イカ）、天婦羅（てんぷら）、豆腐などがあります。
どうやら一番人気は紅燒肉のよう。他にエビ、カキなども人気があるようです。2種類の揚げ物を合わせた「酥炸雙拼」の内容が気になって店員さんに聞いてみるとエビとカキとのこと。「酥炸紅燒肉」か「酥炸雙拼」か悩みましたが今回は「酥炸雙拼」をいただきました。
こちらは「酥炸鮮蚵」。台湾では蚵仔と呼ばれる小ぶりのカキが主流。オムレツや麺線の具としてよく使用されていますね。外側の衣はサクサク、中のカキは柔らかくていい食感。ちょっと濃いめの味の甘辛いタレがあっさり味のビーフンとのよい組み合わせです。
エビもプリプリとした歯ごたえがあってウマい。思ったより少量だったので小サイズなら「酥炸紅燒肉」も注文してもよかったかも・・・ 次回はぜひ食べてみたいと思います。数人で食べるなら小サイズの揚げ物を何種類か選んで食べるとよいですね。
朝も賑やかですが昼前になるとさらにオープンするお店が増えて人通りが多くなります。言わずと知れた台北のおすすめスポットです。
店舗情報
| 住所 | 台北市大同區民樂街3號 |
| 営業時間 | 6:00～13:00 |
| 休日 |
