台湾での朝ごはんといえば豆漿(豆乳)に油條(中華風揚げパン)、燒餅、蛋餅、小籠包などをイメージされる方が多いのでは? 実際、ガイドブックなどでもそういったお店がよく紹介されるし観光客にとっての定番のお店というのもありますね。しかし意外かもしれませんが現地ではそれ以外にもサンドイッチ、ハンバーガー、トーストなどを販売する小さな早餐店(朝ごはん屋さん)がたくさんあるのです。そういうお店に入ってみると台湾の生活の一端が垣間見えるかもしれませんね。
美滋泉漢堡店
台湾の庶民的な早餐店
「美滋泉漢堡店」という店名のお店は彰化や雲林にもあるのですがチェーン店なのかどうかよく分かりません。高雄にも新興區と三民區に1軒ずつあるのですがロゴも違うし関連があるのかどうか不明。今回は新興區にあるお店へ。
建物の外壁ではなく騎樓の上部に飾ってあるシブい看板。かなり古そうですがいつごろから営業しているんだろう。昔は外壁に飾ってたのかな?
こちらも達筆な漢堡(ハンバーガー)、三明治(サンドイッチ)の文字。
と思ったらPOPな品書きもあったりして。
この雰囲気。まさにローカルな朝ごはん屋さんという感じ。こういった観光客はまず来ない地元の人しか知らないようなこじんまりした早餐店が台湾にはたくさんあるんですよ。
メニューは漢堡(ハンバーガー)、吐司(トースト)、三明治(サンドイッチ)、蛋餅、脆皮酥、鍋燒麵などなかなか豊富。オーダーシートがあるはずだよな~、と探すも見つからないので仕方なく口頭で注文しました。
トーストもスプレッドも極厚
注文したのはこちら「厚片吐司」。字を見ればなんとなく分かると思いますが厚切りトーストといったところですね。スプレッドが選べるのですが2種類も可で下図のように半々に塗ってくれます。ちなみにメニューには書いてない(烤吐司の方にはある)のですが「巧克力(チョコレート)」もOKみたいです。ということでスプレッドは「奶酥」と「巧克力」を選択。
厚片吐司(巧克力・奶酥)(25元)、紅茶豆漿・大(20元)
ドリンクは「紅茶豆漿」を注文。読んで字のごとく紅茶と豆乳のミックスですが、これけっこう美味しくて好き。
「厚片吐司」のスプレッドは豪快。パッと見た感じでもかなりたっぷり塗っているのが分かります。
圧巻のトーストの厚さ。たぶん半斤くらいありますよね。
「奶酥」というのはココナッツペーストのことなんですが、これをトーストに塗るとほんとに美味しいので食べたことがない方はぜひ試してみてください。
厚切りのトーストにチョコレートの厚みもすごい。カロリーがとんでもないことになってそうですが台湾滞在中はカロリーのことは忘れるのです。それにしてもこのボリュームで25元というのはもう意味不明ですね。
トーストの他にもサンドイッチやハンバーガーもボリューム満点で人気のようです。お店の場所は高雄駅と美麗島駅の中間あたり。高雄旅行ではこの周辺に滞在している方も多いと思うので朝食に立ち寄ってみてはいかがでしょう。
店舗情報
住所 | 高雄市新興區民主橫路37號 |
営業時間 | 6:30~11:00 |
休日 |