【福井食堂】鉄道ファンなら行く価値あり? 社頭の台鐵食堂に行ってみた

台湾で台北以外の地方都市へ出かけたことがある人の中には台鐵に乗ったことがあるという人もいると思います。MRTや新幹線とは違った何とも言えないのんびりした雰囲気がたまらないですねー。日本には鉄道ファンがたくさんいますが、たぶん台鐵ファンだという人もいるのでは? もしそうであればぜひおすすめしたいお店があるので紹介します。彰化縣の台鉄社頭駅近くに台鐵をモチーフにした「福井食堂」というお店があるんですよ。電車内をイメージした店内だったり、貴重な台鐵グッズがあったりとなかなか面白いですよ。

福井食堂

台鐵をモチーフにした食堂

こちらが「福井食堂」。台鉄社頭駅から社斗路をまっすぐに7、8分ほど歩くと左手に見えてきます。店の前には踏み切りが作られていたりと早くも普通の店ではない雰囲気が漂っていますね。

店頭は駅のホームっていうところでしょうか。

そして店の入り口は電車の車体になっています。ではさっそく電車に乗り込みましょう~。

店内は電車内を模しています。荷物棚、壁、座席などかなり手が込んでいますねー。また店内には台鐵に関するグッズなどの収蔵物が飾ってあります。全てオーナーが集めた物なんだそうです。

ちょうどお昼時だったせいかお客さんがけっこういました。なかなか人気があるみたいですねー。それにお弁当の注文がかなり入っているみたいでテーブルの1つに配達待ちのお弁当が大量に積んでありましたよ。

こちらがメニュー。日本語メニュー?らしきものもあり。一応オーダーシート(左の黄色い紙)もあるので注文に悩みそうならオーダーシートを取って席でじっくり考えるとよいでしょう。カウンターで直接注文してもたぶんOKです。

テーブルには番号がなくてその代わり嘉義、高雄、台南、二水など駅名が書いてあります。これは淡水かな。淡水ってMRTじゃないか、と思ったら昔は淡水線っていうのがあってちゃんと淡水駅もあったそうです。

しっかり座席番号もありますよ。並びの席番号がちゃんと1つ飛んでいるっていうのが芸が細かいですね(笑)。日本とは番号の振り方が違うんですよ。詳しくは下記記事を参照してください。

お茶はセルフサービスですよ。

これはお弁当箱かな。シブいですね。

鐵路便當をイメージした鐵路排骨飯

地元のお客さんは「特製鰻魚飯」を食べてる人が多かったのですが「日本人なんで鰻っていうのもなー」ということで、いかにも台鐵らしい(駅弁という意味で)「鐵路排骨飯」を注文しました。

で出てきたのがこちら。う~ん、何か想像してたのと違うような・・・(笑)。排骨は揚げたものとグリルしたものが2種類。野菜や豆干が添えてあります。それにご飯とスープが付いています。

鐵路排骨飯75元

ちょっとお皿が大きすぎるんじゃないかと思うんですけどね。なんだかスカスカに見えてしまいます。まあそれでも味は美味しいんですけどね。やっぱり鰻にすればよかったかな。雞腿飯なんかはけっこう見た目も美味しそうでしたよ。

お客さんが多かったのであまり細かいところは見れなかったのですが火車茶杯(昔の台鐵のコップ)、マグカップ、マスコットなどなかなかマニアックなものがあるので鉄道好きな人はぜひ行ってみてはどうでしょう。

店舗情報

住所 彰化縣社頭鄉社斗路一段336號
営業時間 10:00~13:30、16:30~19:30
休日
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