台北駅のやや西にあるローカルな市場、西寧市場の近くにはなぜか牛肉麺のお店が集中しているエリアがあります。洛陽街、西寧南路、忠孝西路、忠孝西路二段16巷に囲まれたブロックがその場所。特に有名なのは「富宏牛肉麵」「建宏牛肉麵」の2店ですが、他のお店も人気なので台北で牛肉麺を食べてみたいという人は行ってみてはどうでしょう。
小吳牛肉麵
朝ごはんに牛肉麺を食べる
こちらは西寧市場の東隣のブロックの1角。「牛肉麵」と書かれた看板がいくつも見えるようにこのエリアには牛肉麵店が集中しています。
今回訪れたのはそのなかの1つ「小吳牛肉麵」です。このエリアの牛肉麵店は24時間営業のお店が多いのですがこのお店もそう。というわけでやってきたのは朝7時すぎ。朝食に牛肉麵をいただきたいと思います。
メニューは牛肉麵の他、牛雜麵、綜合麵、麻醬麵、魯肉乾飯、牛肉湯麵など。サイズは大、中、小から選べます。
入り口で口頭で注文したら空いてる席に座ります。內用(イートイン)か外帶(テイクアウト)かを伝えるのを忘れないようにしましょう。代金は料理が運ばれてきたときに支払えばOK。
お店は建物内にある店舗なのですが、扉などはなく半分屋台のような雰囲気。簡易なテーブルとイス、天井に固定された扇風機、テレビと台湾の昔懐かしい雰囲気を感じさせるポイントを押さえてますね~。
小菜は冷蔵庫にあるので食べたいもをを自分で取っていきます。値段は一律25元。皮蛋豆腐だけは30元のようです。
見た目より意外に薄味
牛肉麵の小サイズを注文しました。台湾の飲食店でも度々値上げが行われていて牛肉麵など店によっては200元を超えることも。そんな中で、しかも台北で100元というのはかなり安い。
牛肉麵・小(100元)
小菜から「豆干」を選んでみました。
小菜(25元)
テーブルにはさまざまな調味料があります。
酸菜は牛肉麵の定番のトッピング。だいたいどこの店でも置いています。
茶色のペースト状の調味料は辣椒粉。かなり辛いです。辛いのが好きな方はどうそ。
鮮やかなオレンジのこちらは牛油という調味料。やや辛い、ということなのですが個人的にははっきり言ってじゅうぶん辛い(笑)。
さらに白醋と香醋(黑醋)。あとこのテーブルには無かったのですが生のニンニクもあります。
辣椒粉、牛油、白醋、香醋、ニンニクはどこでも見かけるというわけではないようですが、このエリアの牛肉麵店では定番のようですね。
というわけでお好みの調味料を入れていただきます。
柔らかく煮込まれた牛肉がゴロゴロと入っています。お肉もスープもいかにも味の濃そうな色をしているのですが実は薄味。ラーメンを食べ慣れている日本人からすると驚くほどあっさりした味なんですよ。
麺はわりと歯応えがあります。こうして見るとラーメンというよりうどんに近い印象ですよね。小サイズですがけっこうボリュームあります。あっさり味なので朝ごはんでもあまり違和感なくいただけました。ごちそうさまです。
台北駅周辺という都会のど真ん中ながら昔懐かしい雰囲気が感じられるお店です。24時間営業なのも便利ですね。
店舗情報
住所 | 台北市萬華區洛陽街45-11號 |
営業時間 | 24時間 |
休日 |