日本のラーメンはすっかり台湾では人気になっていて今ではお店の数もそうとうなものです。一方でカレーはというとラーメンに比べるとまだまだですがこちらも人気。台湾風の昔懐かしいカレーは以前からありましたが日本風のカレーもかなり浸透しています。さらにここ最近はキーマカレーやスパイスカレーなどのお店もチラホラ見かけるようになり、徐々に市場が大きくなっている雰囲気を感じます。そんな中から今回は台南で見つけた一風変わった日本風カレーのお店「大丸家 手作炸雞甜甜圈」を紹介したいと思います。
大丸家 手作炸雞甜甜圈
新光三越裏にあるカレー屋さん
西門路の新光三越のちょうど真裏あたりにあるのが「大丸家」。日本っぽい店名だな~と思った方、その通り。ズバリ日本風のカレー屋さんです。
外観もなんだか日本をイメージした雰囲気。どっちかというとラーメン屋さんのような感じですが・・・
店内はカウンター席のみです。ちなみに台湾でカウンターのみっていうお店はあまり見たことがないのですが、これも日本を連想させるスタイルなんですかね?
こちらがメニュー。「日式咖哩飯套餐」カレーにスープと小皿料理が付いたセットメニュー。「套餐」というのは日本で言う定食のようなものですね。
こちらは単品のメニューです。
注文はオーダーシートで行います。カレーは甘口と辛口があるので好きな方にチェックを入れます。
オーダーシートに記入したら店員さんに渡しましょう。
お水はセルフサービス。店内の一番奥にありますよ。
カレーの上にドーナツのトッピング?
選んだカレーはこちら。セットメニューから「起司花生醤炸豬甜甜圈」の甘口を注文しました~。
日式咖哩飯套餐・起司花生醤炸豬甜甜圈・甘口(220元)
お碗の中はワカメスープでした。
小皿料理は黒豆とキムチ。
どーですこれ、ドーナツがのってますよ。いや、冗談じゃなくて「甜甜圈」っていうのはドーナツのことなのです。ただし、ほんとにドーナツというわけではないです。いわゆる甘いドーナツではありません。当然ですよね(笑)・・・
実はこれお肉に衣をつけて揚げたドーナツ型のフライなんです。「起司花生醤炸豬甜甜圈」なので豚肉のフライです。「起司」はチーズのこと。なのでチーズ入り。「花生醤」はピーナッツバターのこと。表面にたっぷりピーナッツバターが塗ってあります。甘くないドーナツとはいってもカレーにピーナッツバターというのはなかなか・・・
てっきりメンチカツのようなのを想像してたのですが中は細切りの豚肉です。メンチカツだと美味しそうなんですけどね。これはどうなのかな?
うん、意外にイケますね。ピーナッツバターもそんなに違和感ないです。というよりあんまり味に影響してないような気がするんですけどね。ただ炸豬甜甜圈(豚肉のドーナツ)はなかなか美味しいんですがカレーにいまいちインパクトがないんですよね。味は確かに日本の家庭のカレーなんだけど、何というか、あまりにあっさりしてるような。甘口にしたからかな? 今度来たら辛口にしてみようかな。
食べ終わったらカウンターの上に返却しましょう。
炸豬甜甜圈(豚肉のドーナツ)の他に炸雞甜甜圈(鶏肉のドーナツ)もあります。どちらかというとこっちがメインかな? ちょっとアレンジの効いたおもしろ日本カレーのお店です。
店舗情報
住所 | 台南市中西區永福路一段72號 |
営業時間 | 11:30~14:30、17:00~20:00 |
休日 | 月 |
FB | 大丸家 手作炸雞甜甜圈 |