【老元香本行】宜蘭名物、そしてお土産の代表格といえば牛舌餅

宜蘭の名物といえばやはり牛舌餅が有名ですね。宜蘭では最初のお店はまだ清の時代の1871年に創立した「老元香」だと言われています。数代を経たのち同族がそれぞれ分家して「老元香本行」「鎧源老元香」「長房老元香」「正老元香」という牛舌餅のお店を作ったんだとか。今回はその中の1つ「老元香本行」に行ってみました。

老元香本行

ばら売りはあるのか・・・

宜蘭市の康樂路沿いにある牛舌餅の老舗「老元香本行」。宜蘭北館市場(宜蘭市北館公有零售市場)のちょうど向かい辺りにお店があります。

看板の文字がかすれてほぼ見えなくなってますね。数年前の写真を見るとまだくっきりと色があったのですが何かあったのでしょうか?

老舗ではあるのですが重厚な雰囲気とか歴史を感じるといったイメージではなく、何と言うか、あくまで想像ですが、創業時がすごく簡易な店舗でその状態のまま現在に至ったというような印象。日本でもあまり有名ではないけど地元住民に親しまれてる古い和菓子店でこういう雰囲気のお店ってありますよね。

ガランとしてショーケースにもあまり商品がないようなのですが・・・ オープンはしてるはず。

これはたぶん注文済の牛舌餅かな?

蜜餞も置いてあるみたいです。宜蘭といえば金棗(キンカン)が有名ですよね。

牛舌餅はないのだろうか・・・ と心配になったのですがありました。しかしこの少量。たぶんこれだけではないとは思うのですが・・・しばらくすると奥からお店の人が出てきて無事牛舌餅を購入することができました。

シンプルな基本の牛舌餅

パッケージがレトロな感じでなかなかよい。

牛舌餅(1袋80元)

こんな感じで確かに牛の舌に似てるかな? かなり薄いのでお土産に持って帰る場合は気を付けないとバリバリに割れてしまうので注意。

サクサクした歯触りでほんのり甘い素朴な味。薄いので4、5枚は軽く食べれます。他のお店ではメープルシロップや黒糖など味を付けた牛舌餅もありますがこれは最もシンプルで基本の牛舌餅ですね。食べたことがない、という人はまずはこちら試してみてはいかがでしょう。

お店を訪れたのはほぼ開店時間だったのですが、あの商品の少なさはどういうことなんだろう? まだじゅうぶん作ってなかった? でも注文済らしき牛舌餅は既に大量にあったんですよね。バラ売り用は最初からあまり作ってないのかな? だとすると遅い時間に行くと売り切れてることも考えられますね。ちょっとそのあたりは注意した方がよさそうかもしれません。

店舗情報

住所 宜蘭縣宜蘭市康樂路158號
営業時間 8:00~17:00
休日
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