台湾のお土産と言えばパイナップルケーキ、ヌガー、お茶、カラスミなどが人気ですね。でも日本と同じように地方へ行くとその地域独特のお土産があるんですよ。日本人観光客にも人気の都市「花蓮」のお土産には何があるでしょうか。「剝皮辣椒」「花蓮薯」「花蓮芋」などいろいろありますが「奶油酥條」も人気のお土産の1つです。トーストにバターを塗って砂糖を塗しカリカリに焼き上げたラスクのようなお菓子で、食べるついつい手が止まらなくなる美味しさ。というわけで今回は花蓮のお土産屋さん「花蓮縣餅菩提餅舖」の「奶油酥條」を紹介したいと思います。
花蓮縣餅菩提餅舖
人気の「奶油酥條」はここで買える
「花蓮縣餅菩提餅舖」は花蓮市内に2店舗あります。1つは花蓮駅前、もう1つは東大門夜市近くにあります。今回やってきたのは花蓮駅前の「站前門市(駅前店)」です。
思ってたよりけっこう立派なお土産屋さんです。
こちらが「奶油酥條」。英語で「Butter cookie」と書いてますがクッキーというよりはっきり言ってラスクに近いですね。というかラスクじゃないのかな。原味(プレーン)のフレーバーの「奶油酥條」は他のお店でもよく売ってるのを見かけます。駅前にはたくさんお土産屋さんがあるんですがたいてい置いてますね。台北でも売ってるお店があります。
これは「漂流木餅」というカットする前の「奶油酥條」ですね。まるっきり食パンですよね(笑)。
パイナップルケーキもあるみたいです。
他にもいろんなお土産があります。花蓮名物の花蓮芋や花蓮薯もありますよ。
奶油酥條は全部で4つのフレーバー
というわけで「奶油酥條」を購入しました。全部で4つのフレーバーがあってそれぞれ「原味(プレーン)」「鮮蔥(ネギ)」「蒜味(ガーリック)」「咖啡(コーヒー)」。
■原味(プレーン)
こちらは原味(プレーン)の「奶油酥條」。バターと砂糖のシンプルなフレーバです。
こんな感じで入っています。3段重ねになっているのでけっこうボリュームあります。
まさにスティック状のラスク。サクサクとよい食感です。意外に甘さは控えめでトーストの風味の方が強い感じですねー。そのせいか飽きずに次々と食べてしまいます。
■鮮蔥(ネギ)
ちょっと変わり種のネギを塗した「奶油酥條」。
ネギの風味がトーストによく合ってこれも美味しいですね。ただ4種の中ではややインパクトに欠ける味かなー。
■蒜味(ガーリック)
ガーリック味の「奶油酥條」。
これはもうラスクと言うよりガーリックトーストといった感じですねー。お酒に合いそうな味ですよ。
■咖啡(コーヒー)
コーヒー味の「奶油酥條」。
お店で見たとき一瞬ココアかと思ったらコーヒー味。これは美味しい。甘さもしっかりしててコーヒーの風味もよい。個人的には1番好きな味ですね。
パイナップルケーキもあります
パイナップルケーキもあったので買ってみました。6個入りで210元です。
核桃鳳梨酥(210元)
丸いタイプの形。見た目はパイナップルケーキというよりお饅頭みたいですね。
核桃鳳梨酥ということでフィリングにはクルミが入っています。生地はかなり滑らかな感じでサクサクと言うよりしっとりした食感。わりと甘めの味のパイナップルケーキですねー。クルミの食感がなかなかよい。