以前から台中にちょっと気になるお店がありました。「森小姐的茶店」というお茶を販売しているお店なんですが調べてみるとどうも台湾茶ではなさそう。「あ、台湾のお茶じゃないのか・・・」と一瞬興味を失いかけたのですが、お店の商品を見てるとやっぱり気になって仕方ないんですよね。どれもお土産に買って帰りたくなる鮮やかなデザインでついつい見入ってしまいます。それにドライフルーツなども扱っているらしい。と、どうしても気になるので台中を訪れたときに行ってみましたので紹介したいと思います。
森小姐的茶店
ドイツ産のお茶を独自にブレンド
「森小姐的茶店」は台中の向上市場近くにあるティーショップ。華美街と公正路の交差点近くにある白い外観の小さなお店です。
お店に入るとフルーツのいい香りが漂ってきます。フルーツティーを扱っているというのがすぐに分かりますねー。
店内中央にある円卓にはお茶のサンプルが小さな缶に入れて置いてあります。「自由に缶を開けて匂いを嗅いでみてくださいね」と。
お言葉に甘えていろいろとお茶の香りを嗅がせてもらいました。これらはドイツ産のお茶をベースに独自にブレンドしてオリジナルフレーバーの商品を作っているんだそうです。
小茴香(ウイキョウ)や洋甘草(スペインカンゾウ)などをブレンドした「森林漫舞草本茶」、黑醋粟(クロスグリ)や玫瑰果(ローズヒップ)などをブレンドした「十八歲的夏天果茶」などネーミングも面白いですねー。
もう1つ「森小姐的茶店」の特徴的なのがこのかわいいデザインの茶缶。台湾のデザイナーと協力して作ったオリジナルの茶缶です。お土産にするととっても喜ばれそうですねー。
お茶関連のツールなども販売しています。
こちらはオリジナルのドライフルーツ。これもパッケージがかわいい。
店内でお茶をいただくことも可能
店内にはイートインスペースがあってお茶をいただくことができますよ。
とうわけでお茶をいただきました。橙月紅茶という紅茶、青木瓜(青パパイヤ)、鳳梨丁(パイナップル)、向日葵花瓣(ヒマワリの花びら)をブレンドした紅茶にりんごジャムを合わせたものです。
青春是一朵盛開的花(120元)
氷とりんごジャムの入ったグラスに紅茶を注いでいただきます。
もちろんお茶も購入。
「我的少女心果茶」という水蜜桃(桃)、蘋果片(りんご)、接骨木果實(ニワトコ)、向日葵花瓣(ひまわりの花びら)、木槿花瓣(ムクゲの花びら)、洛神葵(ローゼル)などをブレンドしたお茶です。
我的少女心果茶(299元)
基本的に全てドイツのお茶をブレンドした商品なのですがこれだけは例外。純粋な台湾産の烏龍茶です。
炭焙烏龍茶(299元)
ドライフルーツをサービスしてくれました。
台湾茶もいいですがこういったお茶も面白いですね。オーナーのセンスによるブレンド茶はどれも素敵な香りが楽しめるものばかりです。それにパッケージがかわいいのでお土産にも最適ですねー。