台湾土産の定番パイナップルケーキ。どこで買うかと言えばやはり伝統菓子店や専門店が一番多いですね。他にもホテルで販売されていたり、ベーカリーがオリジナルの商品を販売していたりとさまざまです。台北の中山区に高級ホテルや高級ブランドのお店が立ち並ぶエリアで営業する「一番屋」というお茶屋さんがあるのですが、自家製のパイナップルケーキを販売しているというのがちょっと面白い。というわけで今回はここ「一番屋」オリジナルのパイナップルケーキを紹介したいと思います。
一番屋
ホテルや高級ブランド店に囲まれたお茶屋さん
周辺をホテルや高級ブランド店に囲まれながらもマイペースで営業するお茶屋さん「一番屋」。MRT中山駅から歩いて10分ほどの路地裏にお店があります。高級ホテル「台北晶華酒店(Regent Taipei)」のちょうど裏手あたりですね。
お茶屋さんながらパイナップルケーキがかなり人気があるという面白いお店です。
お店に入るとやっぱりお茶屋さんの雰囲気ですねー。もちろんお茶がメインの商品なのですがパイナップルケーキをはじめとするお菓子類も豊富に扱っています。
こちらが一番屋のパイナップルケーキ。てっきり外注してるのかと思ったら自家製なんだそうですよ。もう単なるお茶屋さんの域を超えてますよね(笑)。パイナップルケーキは5個入りと10個入りがあるのですが5個入りの箱がパイナップルの形をして何ともかわいいのです。
こちらは10個入りの箱。専門店ではないにもかかわらずなかなかのデザインですよね。
他にもヌガーや・・・
ドライフルーツもあり。
この辺はお茶請けのお菓子ですね。シイタケチップス、茶梅、蜜糖蓮子などどれも美味しくて大好きですね~。
専門店にも負けない美味しさのパイナップルケーキ
パイナップルケーキは土鳳梨酥、烏龍茶鳳梨酥、蔓越苺鳳梨酥(クランベリー)、杏仁鳳梨酥の4種類のフレーバーがあります。5個入りは1種類のフレーバー、10個入はミックスできるようです。
鳳梨酥・5個入り(220元)
■土鳳梨酥
こちらはオーソドックスなパイナップルケーキ。
ほぼ正方形の形で表面がほんのりとキツネ色をしています。
クッキーの部分はサクサクと歯触りの良い食感。餡は冬瓜などの混ぜ物なしのパイナップル100%。目で見ても分かるほど果肉感があり甘さは控えめです。とてもお茶屋さんが作ってるとは思えないほど完成度が高くなかなかに美味しいパイナップルケーキです。
■烏龍茶鳳梨酥
お茶屋さんならではの烏龍茶フレーバーのパイナップルケーキ。
粉末状の茶葉を練り込んでいる生地は鮮やかな緑色。これはなかなかインパクトがあります。
パイナップル餡の味は土鳳梨酥と同じですがクッキーの生地からはほのかにお茶の風味が漂います。苦味もやや感じられてパイナップルの甘さとうまく調和していますね~。
パイナップルケーキの専門店や伝統菓子店にも引けを取らない美味しさでちょっと驚きです。もちろんお茶の方もおすすめなので合わせて買うのもいいですね。
店舗情報
住所 | 台北市中山區中山北路二段45巷33號 |
営業時間 | 10:00~22:00、日10:00~18:00 |
休日 | |
FB | 一番屋 |