台湾東部の都市「台東」。新幹線が通ってないこともありアクセスがやや不便なので行ったことがないという人が多いのではないでしょうか。確かに台北に比べると田舎ということになるのですが自然が豊かなとっても魅力的な街です。特に駅弁で有名な池上の見渡す限りの田園風景は一見の価値がある光景ですねー。さて、台北から台東へ行く場合に最も一般的な交通手段は台鉄を利用する方法です。普悠瑪號なら4時間20分ほど、太魯閣號なら3時間30分ほどで台東へ到着します。のんびりと電車の旅を楽しむのもいいのですが「なるべく移動時間は短くしたい」という場合には台湾の国内線を利用するという方法があります。というわけで今回は台湾の国内線「華信航空 Mandarin Airlines」を利用して台東へ行く方法を紹介したいと思います。
台湾国内線のチケット入手方法
台湾国内線のチケット入手方法についてはこちらの記事を参照してください。
台北松山空港から出発
華信航空 Mandarin Airlinesの台北~台東の飛行機は台北松山空港(臺北松山機場)から出発します。桃園空港ではないので間違えないようにしましょうね。台北松山空港には国際線用の第1ターミナル、国内線用の第2ターミナルがあります。下の写真の手前側が第1ターミナル、奥の青い建物が第2ターミナルです。台東行きの飛行機に乗るには国内線用の第2ターミナルに行きましょう。
このときは国際線の第1ターミナル側から入ったので西側の第2ターミナルへ移動しますよ。MRTで松山空港に来た場合は地下から直接第2ターミナルに行くことができますよ。
ここが第2ターミナルです。心なしか第2ターミナルの方が人が多いような気がしますね。
チェックイン(搭乗手続き)
華信航空 Mandarin Airlinesのカウンターでチェックインの手続きを行います。ちなみにカウンターの前に自動チェックイン機がありますが外国人は利用できないようです。
チェックインはパスポートを見せるだけでOKですよ。
※念のためチケット購入時に送られてくるメールをプリントアウトしておくのもよいと思います。
無事チェックインを済ませてチケットをもらいました。
受託手荷物の手続き
チェックインの後に受託手荷物がある場合は手続きを行います。チェックインとは別に手続きを行う必要があるので注意です。「行李託運」と書かれてあるカウンターへ行きます。
こちらが受託手荷物の手続きを行うカウンターです。
荷物を預けたら時間までくつろぎましょう。コンビニやベーカリーもあるので何か買って食べるのもよいですね。
搭乗
指示された時間までに所定の搭乗ゲートへ行きます。なるべく余裕を持って移動しましょう。こちから保安検査をおこないます。
保安検査を終えて先へ進むとゲートエリアに出ます。
今回利用する10番ゲートは2階ですね。
というわけで2階へ上がります。
エスカレーターで上がったすぐ先に10番ゲートがありました。
2階にもベンチがあるのでアナウンスがあるまでここで待つことにしましょう。
いよいよ搭乗です。スタッフにチケットとパスポートを提示しましょう。
「UNI AIR 立榮航空」で花蓮に行ったときはバスで飛行機まで移動しましたが今回はボーディング・ブリッジなので楽ですねー。
飛行機に乗り込みました~。自分の席を探します。
こちらのようです。
席の広さはLCCと同じくらいかな。1時間ほどのフライトなので特に気になることはなかったですね。
というわけで台東へ出発です。
台東空港に到着
あっという間に台東に到着。やっぱり飛行機だと早いですねー。
到着時もボーディング・ブリッジで建物に移動。
受託手荷物がある場合は受け取って到着ロビーへ。
やっぱり地方の空港なのでコンパクトです。
台東空港から台東市中心部へはちょっと距離があるので移動するにはバスかタクシーを利用します。出口を出て左手にタクシー乗り場、右手にバス乗り場があります。
■バス(台東航空站:台東空港~臺東轉運站:台東バスターミナル)
所要時間:約25分
運 賃:25元(悠遊カードを使うと22元)
■タクシー(台東航空站:台東空港~台東市中心部(台東バスターミナルのあたり))
所要時間:約20分
運 賃:約250元
このときはバスで台東市中心部へ移動しました。
こちらがバス乗り場です。
台東市内中心部へのアクセスについては下記記事を参考にしてください。