花蓮は海が近いせいかお寿司屋さんがけっこう目につきます。台湾にも各地に回転寿司のチェーン店がたくさんありますが花蓮にはいわゆる回らないタイプのお寿司屋さん、しかもそれほど高級ではなく庶民的なお店が多いのです。人気のあるお店では順番待ちになるほどの人気ぶりなんですよ。日本人観光客からすると台湾に来て寿司と言うのははっきり言って眼中に無いかもしれませんが台湾のお寿司もなかなかどうして美味しい。それに台湾ならではメニューもあるので面白いですよ。というわけで今回は花蓮で人気のお寿司屋さん「耕壽司」を紹介したいと思います。
耕壽司
舊鐵道文化商圈近くの人気寿司店
「耕壽司」は花蓮市中心部にある台鉄の旧線路が残っている「舊鐵道文化商圈」近くにあるお寿司屋さんです。花蓮にはたくさんのお寿司屋さんがあるのですがここは繁華街に近いこともあって特に人気のあるお店。
火曜~金曜は昼と夜の2回営業。土曜~月曜は昼12時から夜12時まで通しで営業しているようです。
入り口には日本っぽい雰囲気を演出。
お店に到着したときすでに満席だったので記帳して順番を待つことにします。さすがにすごい人気のようですねー。
10分ほど待って入店できました。店内はまさに日本のお店といった雰囲気ですねー。
しばらくずーっとこの満席状態が続いて大盛況でしたよ。
こちらがメニュー。台湾用の表記になるとちょっと戸惑うところもありそう。「豆皮壽司」はいなり寿司かな。「生魚片握壽司」が一般的な握り寿司ですね。素食寿司なんていうのがあるのはいかにも台湾らしいですね。それにしても巻き寿司、軍艦、炙り焼の寿司などが大半をしめて、日本では主流の「生魚片握壽司」の割合が少ないのがやはり食文化の違いを感じさせます。
サーモンにチーズやカラメルが・・・
この日は2人で来たのでいろいろと注文してみました。こちらは「茶碗蒸」。台湾では「蒸蛋湯」という名前でたまに小吃店でも見かけることがありますよ。
茶碗蒸(55元)
日本の茶碗蒸しと変わらない味です。プルンとしたちょうどよい蒸し加減で美味しいですね。
湯品から「鮮魚味噌湯」、つまり海鮮味噌汁ですね。
鮮魚味噌湯(22元)
こちらも日本の味噌汁と比べても何ら遜色のない美味しさです。スプーンで飲むのが台湾らしいところですね。
「生魚片握壽司」から「生甜蝦」と「青干魚」。生甜蝦は甘エビですね。とろりとした食感とほのかな甘みが最高。青干魚はたぶんハマチのことではないかと思います。こちらも脂がのって美味しいですねー。
生魚片握壽司・生甜蝦(55元)、生魚片握壽司・青干魚(88元)
「軍艦壽司」から「鮭魚卵」。イクラの軍艦ですね。これはもう安定の美味しさ。写真は1貫しか映ってませんが2貫で55元です。
軍艦壽司・鮭魚卵(55元)
地元のお客さんに人気の「炙燒壽司」。中でもよく食べられているサーモシリーズの起司鮭魚(チーズサーモン)と焦糖鮭魚(カラメルサーモン)。
炙燒壽司・起司鮭魚・一份(143元)、炙燒壽司・焦糖鮭魚・一份(143元)
見てくださいよ鮭にチーズですよ。でもいい具合に焦げ目がついて美味しそうですよね。で、食べてビックリほんとに美味しい。マヨネーズのソースもいい感じ。まあサーモンにクリームチーズってわりと定番なので、そう考えるとこれもあながちあり得ない組み合わせではないですね。
こちらはさらに変わり種の焦糖鮭魚。焦糖って焦がしカラメルってことですよね。ちょっと日本ではあり得ない寿司。しかしこれがまた以外に美味しいから不思議。マヨネーズと合わさって甘じょっぱくてサーモンによく合うんですよ。いや~、ほんと目からウロコです。
食べ終わった後はレジでお会計です。他にも「厚切鮭魚握壽司」(これ食べてるお客さん多かった)、「豆皮龍蝦沙拉」、「素烏魚子」など気になるお寿司がいろいろとあったのでぜひまた行ってみたいですね。
店舗情報
住所 | 花蓮市節約街16-1號970 |
営業時間 | 12:00~22:00 |
休日 | |
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