台湾のファミリーマートで台鉄の特急チケットを予約・購入する方法

台湾全土の各都市を結んでいる鉄道は通称「台鉄」(正式名称:台湾鉄路管理局)と呼ばれています。日本で言えばJRのような位置付けですね。高鐡(台湾新幹線)の開通以降は台鉄の利用機会は減っているかもしれませんが台湾の地方都市を訪れる人にとっては重要な交通手段となるはずです。そんな台鉄の特急電車のチケットを入手する方法ですが、駅の窓口で直接購入する以外にもいろいとと用意されています。台湾では特にコンビニで予約・購入ができるというのが便利。多少手数料はかかりますがわざわざ駅へ行かなくてもいいというのは助かります。というわけで今回は台湾のコンビニエンスストエアのファミリーマート(全家便利商店)で台鉄のチケットを購入する方法を説明したいと思います。

FamiPortを使って台鉄チケットが購入可能

こちらが台湾のファミリーマート全家便利商店)。見た目はもう日本のファミリーマートそのままですね。台湾の4大コンビニエンスストアの1つでセブンイレブンに次ぐ規模を誇っています。(2018年10月現在)

日本でもおなじみマルチメディア情報端末の「FamiPortファミポート)」。台湾のファミリーマートにもあるんですよ。この「FamiPort」を使ってさまざまなサービス受けることができます。各種交通機関のサービスもあり台鉄(台湾鉄路)の特急チケットも購入することができるのです

台鉄チケットの購入手順

ではファミリーマートの「FamiPort」を使って台鉄のチケットを購入する手順を説明します。ここでは員林~彰化までのチケット購入を例にして説明します。

【手順1】
票券」をタップします。
※「台鐵」をタップするとショートカット(手順4へ)できます。

【手順2】
交通」をタップします。

【手順3】
台鐵」をタップします。

【手順4】
購票」をタップします。

【手順5】
時段訂票」をタップします。
※車次訂票:列車を指定して予約
※時段訂票:時間帯を指定して予約

【手順6】
注意事項が表示されます。「」をタップしてスクロールします。

【手順7】
チェックボックスにチェックを入れ「同意」をタップします。

【手順8】
乗車する地域を選択します。ここでは「彰化地區」を選択。

【手順9】
乗車する駅を選択します。ここでは「員林」を選択。

【手順10】
下車する地域を選択します。ここでは「彰化地區」を選択。

【手順11】
下車する駅を選択します。ここでは「彰化」を選択。

【手順12】
乗車日を選択します。ここでは「9月11日」を選択。

【手順13】
乗車時間帯を選択します。步驟一(ステップ1)で上午(午前)、下午(午後)、晩上(夜)から時間帯を1つ選択。步驟二(ステップ2)で時刻を選択。

【手順14】
車種を選択します。ここでは「自強號」を選択。
※所有車種:すべての車種
※自強號:特急「自強號」
※莒光號:特急「莒光號」

【手順15】
選択した時間帯、車種に従って列車の一覧が表示されるので予約したい列車の座席タイプを選択します。ここでは6時39分発の「一般車廂」を選択。
※一般車廂:普通指定席
※商務車廂:日本でいうグリーン席
※桌型座位:テーブルを挟んで向かい合わせになった4人席

【手順16】
片道の場合は「單程票」、往復の場合は「去回票」を選択します。ここでは「單程票」を選択。

【手順17】
人数を入力して「確認」をタップします。

【手順18】
パスポート番号を入力、チェックボックスにチェックを入れ「確認」をタップします。

【手順19】
予約内容が表示されるので間違いなければ「確認取單程票」をタップします。

【手順20】
人数の内訳を入力して「確認」をタップします。
※成人:大人、孩童:子供、敬老:シニア、愛心:身障者、愛孩:身障者(6歳~12歳)

【手順21】
確認」をタップします。

【手順22】
印刷中」の表示。

【手順23】
画面の下部分から明細が発行されます。

【手順24】
明細をレジに持っていきチケット代+手数料(8元)を支払います。

これで購入完了です。

改札を通るときの注意

台鉄の駅で改札を通る際はチケットのQRコードをセンサーにかざします

改札には悠遊カードなどICカード用のセンサーとは別にQRコード用のセンサーがあります。ただし全ての改札にあるとは限らず、だいたい一番端の改札に設置されていることが多いです。中にはQRコード用のセンサーの付いた改札が全く無い駅もあるのでその場合は駅員にチケットを見せて改札を通過しましょう。

下の写真のセンサーにQRコードをかざすと改札を通ることができます。降車駅で改札を出るときも同様です。

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