旅行ではなるべく身軽になって観光を楽しみたいですよね。重い荷物はコインロッカーなどに預けて街へ繰り出しましょう! でも、地方都市なのでコインロッカーがない・・・ また、コインロッカーはあるけどスーツケースの入る大きさがない・・・ なんていうこともあるでしょう。そんなとき台湾では行李房が活躍します。行李房とは台鉄が運営する荷物預りサービスで台鉄の一部駅に設置されています。主要駅にはたいてい設置されているのでこれを利用しない手はありません。というわけで行李房の利用方法、料金、注意点などをまとめてみました。
目次
行李房とは?
行李房とは台鉄の主要駅の一部に設置されている荷物預りサービス。駅構内にある有人の施設で手荷物を一時預かってもらうことができます。
行李房の利用料金について
荷物預りの料金は荷物のサイズ(縦、横、高さ)により以下のように規定されています。大型でも1日預けて70元であれば結構安いのではないかと思います。
サイズ(縦+横+高さ) | 料金 |
100㎝以下 | 30元 |
100㎝〜150㎝ | 50元 |
150㎝以上 | 70元 |
行李房の利用方法
行李房は各駅(無い駅もあります)に有人の専用施設があるのですが、たいていの場合駅舎の外れ、または離れた場所に設置されていることが多いです。場所が分からない場合は駅員に尋ねましょう。
荷物を預ける方法は簡単。行李房へ行くとスタッフがいるので荷物を預けたい旨を伝えます。
資料に氏名や連絡先など必要事項を記入。荷物を渡すとタグを付けて保管してくれます。
料金を支払いタグの半券を貰って終了です。引き取りの際に半券が必要になるので失くさないようにしましょう。
行李房を利用する際の注意
荷物の取出し忘れに注意
行李房によっては荷物を預けた後に忘れ物(持ち出しておく筈だった物)を取ろうとしても認めてもらえない場合があります。どうしても取り出したいときは再度料金を払う必要があるので注意しましょう。
営業時間がややルーズ
営業時間がわりとルーズなので注意です。実際ある行李房に荷物を預けようと行ってみたところ、開いてるはずの時間だったのですがまだ開いてなかった、ということがありました。
休憩時間に注意
行李房によっては休憩時間が設けられている場所もあります。荷物を預けようと思ってたら休憩時間で閉まってた、なんていうことも。預けるときはまだマシですが、これが引き取るときだと大変。例えば電車の予約をしていた場合など休憩時間で荷物が引き取れなくて電車に乗れない、などということがないように。
各地の行李房の利用例
実際に各地の行李房を使用した際の記事です。利用する方がいれば参考にしてください。
■台北駅
■台中駅
■台南駅
■高雄駅
■員林駅