台湾での外貨両替はどうすればいい? どの方法がおすすめ?

台湾旅行をする上で必ず必要なことの1つが外貨両替。旅行中は極力現金を持ち歩くのを控えたいところですが、台湾では小吃店や夜市のお店ではクレジットカードが使えないケースが多く、どうしてもいくらかの現金を持っている必要があります。さて、その外貨両替ですが少しでもお得に両替したいところですよね。どこで行うのがいいのか? また、どんな方法がいいのか? 今回はその点についてちょっと纏めてみました。

空港で外貨両替

出発前に日本の空港で両替

日本の空港にももちろん両替所があるので出発前に両替することはできます。が、しかし日本での両替はレートが悪いので正直おすすめしません

出発前に両替を済ませておけば到着後に時間を取られることがない、というメリットはあるかもしれませんがそれを考慮したとしても、台湾に到着してから両替することをおすすめします

到着後に台湾の空港で両替

1番よく利用されてるであろう方法が台湾に到着後、空港の両替所で外貨両替するというもの。もちろん空港以外に市内でも外貨両替できる銀行はあるのですが、はっきり言って空港で両替することをおすすめします

レートの良し悪しはあるかもしれませんが、わずかな差を求めて市内でレートの良い銀行を探すより空港の両替所でさっさと両替する方が時間を無駄にせず賢明だと思います。

下は桃園国際空港第1ターミナルの両替所(臺灣銀行)。
手荷物受取場所から迎賓ロビーに出る直前にあります。迎賓ロビーに出てからもいくつか両替所があります。
両替に必要なものは現金(日本円)とパスポート。そんなに複雑なやり取りはないので中国語ができなくても大丈夫です。

また空港内に外貨自動両替機が設置してあるのでこれを利用するのもいいでしょう。

市内での外貨両替

空港で外貨両替したけれど「手持ちの現金が少なくなってきた!」ということはありますよね。そんな時は市内で外貨両替できる場所を探すしかありません。

銀行

1番一般的なのが銀行ですね。空港にあるような両替所ではなく海外の銀行で外貨両替ということになるとちょっと不安かもしれませんが、意外に簡単です。

まず銀行に入るとたいてい警備員に声を掛けられるので、外貨両替したい旨を伝えましょう。「I want to exchange Japanese yen for New Taiwan dollars」と伝えればOKです。難しければ紙に「外幣兌換」と書いて見せてもOKです。声を掛けられなかったらどこかのカウンターに行って伝えましょう。

だいたい番号札を取って待つように促され、順番が来たらカウンターに行って両替します。両替にはパスポートが必要なので所持しておくようにしましょう。

郵便局(郵局)

郵便局(台湾では郵局)でも外貨両替可能です。但し全ての郵便局が可能というわけではなく「外幣人民幣現鈔及旅支經辦局」とある特定の郵便局のみ外貨両替ができます。

中華郵政の公式アプリ「e動郵局」で郵便局の場所や業務が検索できるのでインストールしておくと便利です。

台北駅にある郵便局がアクセスが簡単で場所も分かり易いのでおすすめです。駅構内に窓口があるだけなのですが外貨両替は可能です。ただし、休日や営業時間には注意しましょう。

ホテル

メジャーなホテルであれば外貨両替を行っていて、宿泊客であれば両替できます。但しあまりレートは良くないので時間が惜しいときや、銀行が近くにないときなど以外は無理に利用する必要はないと思います。

デパート

SOGOや三越などの百貨店でも外貨両替可能です。但し、こちらもレートはあまり良くないので他に手段が無いとき以外はおすすめしません。

ATMでのキャッシング

実はクレジットカードでキャッシングするという方法がおすすめ。おおかたの人は気付かないか、あまり気にしてないと思うのですが外貨両替の場合、両替の手数料というのが発生して、これが意外に高かったりするのです。

しかしキャッシングの場合はこれが抑えられるので現金を外貨両替するよりおすすめなのです。但しカードの種類によるので一概に全てというわけではありません。おすすめなのはマルイが発行している年会費無料エポスカード

エポスカードでキャッシングをした場合、事務手数料がかかりません。発生する費用はATM利用手数料(1万円以下:税込108円/件、1万円超:税込216円/件)と利息だけです。

更にエポスカードはPay-easyというネットでの繰り上げ返済サービスが利用できるので。これを利用して繰り上げ返済をすれば利息を小さく抑えることができるのです。

また、嬉しいのは海外旅行傷害保険(利用付帯)が付いていること。台湾旅行へ行くときにわざわざ海外旅行保険に入らなくてもエポスカードを持っていればOKなのです。
※旅行に関する費用(交通費、ツアー代金など)を対象のクレジットカードで支払いすることで適用。

空港にもATMがあるし、街中にある銀行やセブンイレブンのATMでもキャッシングできるのでとても便利です。

プリペイドカードを利用する

他にプリペイドカードを利用するという方法もあります。クレジットカードと同様に現地のATMから現金を引き出すことができるので便利。プリペイドカードはチャージした金額分のみ使用可能なのでクレジットカードに比べてセキュリティ面で安心だし、うっかり使い込んでしまう心配もありません。海外で利用できるプリペイドカードには以下ようなものがあります。

【マネパカード】
株式会社マネーパートナーズが運営するManepa Card (マネパカード)。一般的に海外プリペイドカードを利用する場合、チャージ手数料、両替手数料、ショッピング決済手数料などが発生します。しかしマネパカードは入会金、年会費、チャージ手数料、ショッピング決済手数料がかかりません。その為、他社の海外プリペイドカードと比べるとマネパカードの手数料はずいぶん格安に抑えられています。

【JTB MoneyT Global】
JTBが提供するJTB MoneyT Global。VisaやPLUSマークのある海外のATMで現地通貨が引出せます。24時間対応の日本語コールセンターや世界40都市のJTB海外トラベルデスクがサポートしているので安心。また海外のVisa加盟店では残高の範囲内ならカードを使って支払いをすることができます。

まとめ

基本的に現地の空港に到着したらすぐに両替所で外貨両替、またはクレジットカードを使ってATMでキャッシングという方法が1番おすすめ。

もし旅行中に手持ちの現金がなくなってきたら銀行を見つけて外貨両替するか、または銀行やセブンイレブンのATMでキャッシングするというのがよいですね。

なるべくどのくらい必要かを正確に予想して何度も両替したり、たくさん余らせたりするのは避けたいところですね。

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