【上順興香Q飯糰】飯糰に蔥油餅を巻くという荒業を目のあたりにしてしまう

台湾の朝ごはんの定番の1つ「飯糰」。台湾式おにぎりとも呼ばれ日本人観光客にもなかなかの人気です。日本のおにぎりに比べると大きさも具の量も格段に違うのが特徴で1個食べればお腹いっぱいになるほどのボリュームがあります。今回はそんな飯糰にさらに重装備を施す改造を加えた一品を販売するお店「上順興香Q飯糰」に行ってみました。

上順興香Q飯糰

基隆路沿いの小さなお店

今回朝ごはんを食べに行った「上順興香Q飯糰」というお店なのですがたどり着くのにちょっと労力を要する・・・ 別に遠いと行くわけではなく最寄り駅の市政府駅、または南京三民駅から歩いて15分ほどといったところでしょうか。やはりちょっと遠いかな・・・

お店は基隆路という市内中心部を北東から南西へかけて斜めに走る通り沿いにあります。歩くとけっこう距離があるのでYouBikeを使って行こう、ということになるのですが自転車で行くとなるとルートをちょっと悩んでしまうんですよね。

正面は高架のある大通りでなんだか殺風景な場所なのですが意外にお客さんはけっこうやって来ます。それだけ人気があるということでしょうか。

上順興香Q飯糰」という店名ですが蔥油餅も人気のようです。奥では老闆が飯糰を作り手前では蔥油餅の生地を広げていますね。

ご覧のようにメニューは飯糰と蔥油餅の2枚看板というわけですね。どちらも基本は35元でトッピング(蔥花蛋、荷包蛋、熱狗、火腿、培根、起司のどれか1つということでしょうね)追加で50元。

そしてさらに特別メニュー的な「二合一」「隱藏版」というのが写真入りで紹介されてます。「二合一」は飯糰をハーフサイズの蔥油餅で巻いたもの。「隱藏版」はハーフサイズの蔥油餅に飯糰の材料を加えたものだと。「飯糰を蔥油餅で巻く・・・」。一瞬何を言ってるのかよく分からなかったのですがともかくそういうもののようです。

蔥油餅の生地を伸ばしています。奥にちょうど焼かれている蔥油餅がありますがこんがりとキツネ色で美味しそう。

こちらは飯糰を作っているところ。デカいだけに作り方も豪快なんですよね。

この巨大な物体は・・・ 蔥油餅のようですが中に入っているのは飯糰? これが「二合一」ですか。なんだかすごいものを見たきたします。

いったいどのくらいのカロリーなのか・・・

というわけで気になった「二合一」、それに「奶茶」を購入しました。

近くに座れる場所があったのでこちらで食べることにします。

二合一(85元)、奶茶(20元)

とんでもなくずっしりとした重量感を感じます。それにしてもビニール袋に入ってない飯糰って初めてかもしれない。

すごい迫力(笑)。収まり切れてない油條が見えてます。確かに中は飯糰ですね。

サクサクの蔥油餅とモチモチの飯糰が一体となって相乗効果が生まれる・・・ という具合にはなりませんが(笑)どちらもそれぞれ美味しいです。飯糰の具には油條の他お馴染みの酸菜、菜圃、肉鬆など、そもそもボリューム満点なうえに蔥油餅の追い打ちまで加わるのだから一体どのくらいのカロリーなのか考えただけでも恐ろしい・・・

お供のドリンクは冷たい奶茶(ミルクティー)ですよ。

飯糰を食べた後に飲む飲料(豆漿でも奶茶でもなんでも)って何でこんなに美味しく感じるんでしょうね。

すごく忙しそうな中でも笑顔で元気に飯糰を作っていた老闆がたいへん印象的でした。「隱藏版」も気になるので再訪確定です!

店舗情報

住所 台北市信義區基隆路一段53號
営業時間 6:30~12:30
休日 土日
MAP
おすすめの記事