【科芬園砂鍋魚頭】台南の永樂市場にある砂鍋魚頭のお店に行ってみた

嘉義グルメとしては外せない超有名店「林聰明沙鍋魚頭」の沙鍋魚頭を食べてその美味しさに感動し「他のお店でも食べてみたい!」と調べてみたのですが、実は沙鍋魚頭を扱っているお店はあまり多くなさそうなんですよね。もしかしてレアな料理なのか? しかし今回の訪問先である台南の永樂市場に沙鍋魚頭の専門店があるということで行ってみることにしました。

科芬園砂鍋魚頭

40年以上続くお店?

永樂市場といえば台南の有名なグルメスポット。来たことがある人も多いのではないでしょうか。自分ももう何度となく足を運び「阿松割包」「永樂牛肉湯」「修安扁擔豆花」といった人気店に行きましたねー。

しかし今回の向かったのは観光客にはあまり認知度の高くないお店「科芬園砂鍋魚頭」。名前の通り砂鍋魚頭の専門店です。実は以前は永樂市場の國華街を挟んだ向かいにお店があったのですが2024年の夏ごろに今の場所に移転したんだそうです。

看板に「四十年」と書いてありますがそれほど長く続いているということでしょうか。

砂鍋魚頭といえば嘉義の「林聰明沙鍋魚頭」が有名ですがそれ以外のお店の評判はあまり聞かないんですよね。しかも扱うお店自体もそれほど多くないような気がします。そういう意味ではこちらのお店は貴重な存在なのではないかと思うのですが、この辺りには有名店が多すぎてあまり脚光を浴びないのかもしれません。

店頭に陳列された魚頭。やはりいい値ですね。

沙鍋魚頭は数人で食べるのが一般的なのですが個人用のメニューも用意されているのはうれしいですね。

すごい量の白菜、豪快ですねー。

鍋であってもテイクアウトしていくお客さんが多い。さすが台湾ですね・・・

お店は2店舗分のスペースを使用しているようです。一方がキッチン、もう一方がイートインスペースになっています。

具沢山のピリ辛スープ

注文したのは個人鍋の「沙鍋菜+中魚肉」。魚頭が入ったものは2人~のメニューとなっているようですね。

沙鍋菜+中魚肉(130元)

沙鍋魚頭はこれまで「林聰明沙鍋魚頭」でしか食べたことがないのでそのときの味をイメージしたのですが、こちらのスープはそのイメージとは違って薄味でややピリ辛。同じ料理でも店によってこんなに味が違うものなのかとちょっとビックリです。

辛そうな調味料が2種類置いてありました。あまり大量に入れると大変なことになりそうなのでちょっとだけ。

さて、沙鍋魚頭という名前から初めて食べる前までは魚頭(または魚肉)ばかりに気を取られていたのですが、食べた後はむしろ具沢山なスープが印象に残っているんですよね。こちらのお店でもやはり白菜、ニンジン、豆皮、木耳、タケノコ、豆腐、つみれなど盛りだくさんです。

魚肉は中サイズ(中魚肉)を選んだのですがこのくらいの大きさ。物足りないという人は大サイズ(大魚肉)をどうぞ。ちなみに大サイズは値段が2種類(150元と170元)あったのですが大きさが違うのか、それとも魚の種類が違うのか、ちょっとよく分かりません・・・ また魚肉無しの沙鍋菜のみのメニューもありますよ。

魚肉や野菜などスープと一緒に食べると旨いですねー。ご飯が欲しくなる料理なので「白飯」や「瓜仔肉燥飯」などを一緒に注文するのもありですよ。

店舗情報

住所 台南市中西區國華街三段155號
営業時間 9:30~15:00
休日
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