【三重知高飯】延三夜市(昼だけど)で食べた豚角煮丼「知高飯」

台湾といえば魯肉飯、といっても過言ではないほど日本人にすでには浸透しているのではないでしょうか。しかし魯肉飯ほど有名ではないけれど豚角煮をご飯にのせた「焢肉飯」も日本人は間違いなく気に入る料理だと思いますよ。また使用するお肉の部位によって「知高飯」と呼ばれる料理もあります。今回はその「知高飯」を食べに行ってみました。

三重知高飯

便當メニューが中心

台北市大同區の延平北路で営業する「三重知高飯」に行ってきました。延平北路といえば延三夜市が開催されることで知られていますがこのときは昼にお店へ。

お昼ご飯時ともなると行列ができる人気ぶりです。ただしテイクアウトするお客さんが多いのでそれほど待つことはないと思いますよ。

というわけで行列に並びます。

まず入り口付近で口頭で注文。その後奥で副菜を選びます(副菜のないメニューもある)。最後に支払いをして料理を受け取り席に着きます。

こちらがメニュー。「○○便當」というメニューは副菜を選びます。ちなみに「○○便當」といっても日本の「お弁当」のようにテイクアウト専用というわけではありません。イートインで食べることもできますよ。

ここでまず注文です。

店名が「三重知高飯」なのでやはり知高飯を食べてみよう、ということでメニューを見ると「古早味知高飯」と「知高飯便當」の2種類あったので「古早味知高飯」の方を注文。

その後こちらで副菜を選ぶのですが「古早味知高飯」は便當類ではないのでスルーして清算します。

便當類を注文した場合はショーケースから食べたい副菜を選びます。指差しでOKですよ。

イートインの場合は支払いを済ませたら料理を受け取って空いてる席に座ります。

知高とはどんな豚肉?

古早味知高飯」の他に単品で「腿庫肉」それに「味噌湯」もいただきました。

古早味知高飯(100元)、腿庫肉(85元)、味噌湯(20元)

そもそも「知高」というのは何なのか? ということなのですが、実は豚の後ろ足の上の方の部分の肉なのです。そして「知高」の下には「腿庫」と呼ばれる部位の肉があります。

比較的赤身が多く肉質が硬いというイメージだったのですが脂身がドーンと乗っていたので「あれ?」。確かに赤身っぽいお肉もありますが、この脂身はおまけ的なものなのか・・・?

まあ、それはともかくとしてお肉自体は柔らかくて味が良く染みていて美味しかったです。またお肉の他に煮卵、タケノコを煮たもの、たくあんなども添えてあります。

単品で注文した「腿庫肉」。これは期待通り美味しかったのですが「知高飯」のお肉と被ってしまいましたよ。当たり前じゃないか、と言われそうですがもっと肉質が違うと思ってたんですよ~。

味噌湯は味噌汁とほぼ同じ。スプーンで飲むというのがなんだか斬新です。

こちらは別の日に食べた「炸雞腿便當」。前に来たときにこれを食べてるお客さんをけっこう見かけたんですよ。あまりに美味しそうだったので再訪して注文しました。

炸雞腿便當(110元)

選んだ副菜。

この炸雞腿がめちゃくちゃウマい。「知高飯」よりこっちを食べてるお客さんをよく見かけるのも納得の美味しさです。遅い時間だと売り切れてしまうので注意。

延三夜市に来たときに寄ってもよいですが人気メニューの売り切れを心配するなら日中来るのがおすすめです。

店舗情報

住所 台北市大同區延平北路三段29號
営業時間 11:00~21:00
休日
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