初めて訪れる地域での楽しみの一つが夜市ですね。台湾ではどの街に行っても夜市を見かけます。大都市では広大な敷地で開催される巨大な夜市や一定エリアの街自体が夜市と化しているケースも。地方の小さな街でも小ぢんまりとしたかわいい夜市を目にします。今回は陸橋の下で開催されるというちょっと珍しい宜蘭市の「宜蘭東門觀光夜市」へ。そこで昔懐かしい搖搖冰の屋台に行ってみました。
東門夜市搖搖冰
屋台の上に並ぶ4つの桶
宜蘭市の夜市といえばここ「宜蘭東門觀光夜市」。陸橋の下にあるというちょっと変わった夜市です。
陸橋の真下、及び両脇の道路にさまざまな屋台が立ち並びます。
「東門夜市搖搖冰」は夜市の入り口のすぐ横、北側の道路沿いにお店を出しています。
屋台に4つのアルミ?製の桶があり中に冰沙(フローズンのような飲料)が入っています。メニューは檸檬冰、牛奶冰、百香果、綠豆冰、清冰の5種類で小サイズ40元、大サイズが50元。
このときは動いていませんでしたがこの桶が通常くるくると回っているんだそうです。自分は初めて見た物体なのですが台湾の人にとってはこれが昔懐かしいんだとか。もしかして搖搖冰っていうのはこの桶からきてるんですかね?
「檸檬冰」を注文してみました。メニュー5つで桶が4つなのですが実は檸檬冰の桶はありません。ではどのように作るのかというと、注文を受けるとまず檸檬を絞ります。
そのレモン汁をカップに入れ・・・
そこに清冰(砂糖、水、香蕉油で作るフローズン状の飲料)を加えて出来上がりです。
※香蕉油:酢酸イソアミル、バナナやメロンのような香りがする。
暑い日にレモンの酸っぱさが心地よい
檸檬冰の大サイズを購入。台湾のドリンクスタンドで大サイズというと700mlの巨大カップをイメージしますが、これはほどよいサイズですね。
檸檬冰・大(50元)
甘さは控えめでレモンの酸っぱさが際立つ。これは暑い日に飲むと最高ですね~。あまり急いで飲むとレモン汁の部分が先に無くなってバランスが悪くなるのでゆっくり溶かしながら飲むとよいです。
檸檬冰が美味しかったので翌日再訪して「牛奶冰」を買ってみました。
牛奶冰・大(50元)
これはミルク風味のまろやかな味。こども受けの良さそうなメニューですね。
実際小さい子供連れで買いに来ているお客さんがけっこういました。
百香果と綠豆冰も気になるので次回飲んでみたいと思います。
店舗情報
住所 | 宜蘭縣宜蘭市新興路3號 |
営業時間 | 11:00~22:00 |
休日 |