油飯も立派な台湾グルメの1つですが観光客が台湾で油飯を食べるという機会はあまりないのかもしれません。やはり「地味」というのが大きな要因かも。小籠包、牛肉麺、魯肉飯、胡椒餅、火鍋、豆花、かき氷といった有名どころを優先すると油飯まで食べようという余裕は短い滞在期間ではなかなかな難しいかもですね。しかし今回高雄でちょっと面白い油飯を見つけたのでぜひ参考にしてみてください。
一葉油飯(一葉酢飯店)
油飯とお弁当のお店
お店の場所はMRT中央公園駅から歩いて10分ちょっと。民生一路から仁愛二街を南に入ってすぐの忠孝公園の向かいです。
ちなみに店名がいまいちよく分かりません(笑)。入り口に書かれているように「一葉酢飯店」が正しい名称なんだと思いますが・・・ お店のHPのタイトルは「一葉油飯」(でもロゴは一葉酢飯店)だし会社名は「一葉便當店」だし、どれが本当なの?
もともと日本料理店だったのが1991年に現在の場所に移転してお弁当と彌月油飯(赤ちゃんの生後1ヶ月のお祝いに送る油飯)のお店に業態を変えたんだそうです。
お店の入り口。なんだかホテルのロビーみたいですよね(笑)。
並んで順番に注文します。
油飯のおにぎりが3つ。もしかしてギリギリセーフだったのかな? そんなことないよね。まだたくさんあると思うのですが・・・ ともかくなんとか購入できそう。
こちらはお弁当。雞腿飯、排骨飯、魚排飯、咖哩飯、蛋包飯などなど。
商品によって販売日や販売開始時間が異なるようです。
というわけ買ってみましたよ。
油飯のおにぎりと雞腿飯
油飯のおにぎりを2個と雞腿飯を購入。お弁当は箱にちゃんと「雞腿飯」って書いてありますね。もしかしてそれぞれの商品に専用の箱があるんだろうか? 今度別のお弁当を買って確認してみたい。
ちなみにこの写真の中だけでも「一葉酢飯店」「一葉油飯」「一葉便當店」の3つのロゴがある。どうなってるんだいったい(笑)。
油飯(1個45元)、雞腿飯(95元)
このレトロなんだか斬新なんだかよく分からないデザインが好き。
油飯は糯米(もち米)に豚肉、エビ、椎茸、イカが入っています。日本のおこわに比べると若干パラっとしてる感じでしょうか。これは美味しいし食べやすくていいですね。コンビニでも販売したらけっこう買う人いるんじゃないでしょうか。
「雞腿飯」も食べてみます。箱の左側3分の2ほどに白飯を詰め、その上に鶏もも肉が1本ドーンとのっています。お肉にレモンが添えてあるのが面白い。そして右側には3種の副菜が入っています。典型的な台湾のお弁当ですね。
それにしてもお肉がいい色をしてますね~。柔らかくて味がよく染みててよい感じ。普段カリカリに揚がった炸雞腿を食べることが多いのですがこのタイプ(たぶん蜜汁雞腿?)もやはり美味しい。
イートインはなくテイクアウトオンリーなので近くのホテルに宿泊した際など昼食・夕食にお弁当や油飯を買ってみてはいかがでしょう。
店舗情報
住所 | 高雄市新興區仁愛二街218號 |
営業時間 | 月~土 10:30~13:30、17:00~19:30 日 10:30~13:30 |
休日 | |
リンク | 一葉油飯 |