【雅珍號ㄍㄜㄍㄜ羹】新竹都城隍廟廟口小吃で食べたㄍㄜㄍㄜ羹と肉圓

台湾では廟の周辺に飲食店が集まった夜市をよく見かけますが、なんと廟と屋台群が一体化するという面白い現象が見られるのが新竹の「新竹都城隍廟廟口小吃」。知らなかったら外から見ると廟だと気付かないかもしれないほどなんですよ。今回はその屋台群の中の人気店の1つ「雅珍號ㄍㄜㄍㄜ羹」を紹介したいと思います。

雅珍號ㄍㄜㄍㄜ羹

イートインスペースは極狭

新竹都城隍廟を中山路側(東轅門のある方)から入ってすぐの場所で営業している「雅珍號ㄍㄜㄍㄜ羹」。店名に「ㄍㄜㄍㄜ」という見慣れない文字が入ってますがこれは注音と呼ばれる記号で、発音が台湾語(中国語ではない)で「とろっとして濃厚な状態」を意味するんだそうです。

看板メニューの「ㄍㄜㄍㄜ羹」の他に肉圓、乾米粉、乾麵、摃丸湯、羹米粉、羹麵なども。特に肉圓も人気で「ㄍㄜㄍㄜ羹」と「肉圓」の組み合わせで注文する人が多いようです。

排隊順序、つまり並ぶ順番についての表示のようですが要するに右から左へ並ぶということかな? ただ、このときはお客さんがほとんどいなかったので並ぶ必要はありませんでした。

小さなお店なのですが一応イートインスペースがあります。ただしキッチンの裏のかなり狭い場所で4人ほどがなんとか座れる程度。そのせいかやはりテイクアウトしていくお客さんが多かったですね。

具だくさんのスープと紅糟肉の肉圓

注文したのは定番の「ㄍㄜㄍㄜ羹」と「肉圓」。肉圓は「蔥肉」「芋香」「綜合」の3種類あるのですが「芋香」が売り切れということだったので「蔥肉」を選択。1皿2個入りです。

ㄍㄜㄍㄜ羹(50元)、肉圓(蔥肉)(50元)

卓上には調味料が用意されていますが辛そうなので遠慮しました。辛いのが好きな人はお好みでどうぞ。

こちらがお店の名物の「ㄍㄜㄍㄜ羹」。台湾ではよく見かける肉羹湯に似てますが肉羹の他に「魷魚」「豬肉酥」「花枝羹」などが入っている具だくさんのとろみスープです。

茶色っぽく見えるのが豚肉を揚げた「豬肉酥」と呼ばれるものでこれがとろみのあるスープによく合って特に美味しかったですね~。

肉圓は竹籤という専用の竹串のような物を使って食べます。こちらは店名が入っているオリジナルの竹籤です。

新竹では肉圓の餡に紅糟肉という紅糟(紅麹の酒粕)に漬けたお肉を使うのですがこれがすごく旨い。これまで持ってた肉圓のイメージが変わるほどの美味しさなんですよ。ぜひとも一度お試しを。

店舗情報

住所 新竹市北區中山路75號
営業時間  10:20~20:30
休日  
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