六合夜市に次ぐ高雄の人気夜市「瑞豐夜市」。MRT巨蛋駅近くの広大な敷地に集まる屋台は千軒を超えるとか。六合夜市に比べると流行りのストリートフードの屋台が多く、お店入れ替わりも活発な印象があります。そうなると新しいお店を早めにチェックしたくなるところですが、あまり目立たない昔ながらの小吃を提供するお店もやはり何とも言えない良さがあるのですよ。
阿嬤ㄟ麻油雞飯
イートインスペースありの屋台
高雄の瑞豐夜市にやって来ました。
さて、こちらのお店で食事をすることにしましょう。夜市エリアの北側あたりにある「阿嬤ㄟ麻油雞飯」という麻油雞の屋台です。
麻油雞というのは鶏肉を生姜とお酒で煮込んだ料理。食べると体がポカポカと温まるということでどちらかというと冬に食べる印象がありますね。
屋台なのですが背後にわずかにイートインスペースがあるので座って食べることができますよ。
注文はオーダーシートで行います。店名からしてやっぱり「麻油雞飯」は食べたい。しかしこれだけではちょっと寂しいので「麻油雞湯」も食べようかな。写真を見る限り2品でもいけるだろう、と思って注文したのですが・・・
入り口付近に鶏肉用のタレが置いてあるので待ってる間に用意しておきます。
麻油雞のご飯とスープ
というわけで「麻油雞飯」と「麻油雞湯」が到着。いや、ちょっと待って(笑)、「麻油雞湯」デカいんですけど。メニューに載ってたのでは真上からの写真だったのでそんなに量はないと思ってたのですが、こんなに容器の高さがあるとは(笑)。
麻油雞飯(120元)、麻油雞湯(120元)
まずは「麻油雞飯」からいただきます。生姜、麻油、米酒、醤油などといっしょに煮込んだ鶏肉とともに炊いたご飯ですよ。
「麻油雞湯」に比べるとわりとマイルドな味で生姜や麻油の風味はほんのりと感じる程度ですね。炊き込みご飯のような感じで美味しい。
鶏肉とシイタケがゴロゴロと入っています。どちらも味がよく染みていますね~。
鶏肉は辣椒醬をつけて食べても美味しいですよ。
続いて「麻油雞湯」。写真で見るとそれほど多くなさそうに見えますがかなりのボリュームですよ。
生姜がデカい。インパクトありますね。
生姜がピリッと効いた味わい深いスープ。やはり「麻油雞飯」に比べると麻油と米酒の風味がかなり強いですね。
こちらも鶏肉がゴロゴロと入っています。骨付きですが柔らかくで簡単に骨から外れますよ。お酒の苦手な人はちょっと敬遠するかもしれませんが、どちらかというと日本人好みの味なのではないかなー、と思います。
1人だと1品でじゅうぶんかもしれませんね。2人なら「麻油雞飯」をそれぞれ1つずつに「麻油雞湯」が1杯、といった注文の仕方でもよいかも。
店舗情報
住所 | 高雄市鼓山區裕誠路1128號(瑞豐夜市内) |
営業時間 | 17:00~0:00 |
休日 | 月水 |