台北市大安區の臨江街で行われる「臨江街觀光夜市(通称:通化街夜市)」。観光客にとっては士林夜市や饒河街觀光夜市ほど知名度が高くなく、どちらかというと地元のお客さんで賑わっている印象です。
その「臨江街觀光夜市」のちょうど入り口とも言えそうな通化街と臨江街の交差点に2軒の香腸の屋台があるのですが、今回はそのうちの1つ「紅花紅桂香腸」に行ってみました。
紅花紅桂香腸
臨江街入り口の小さな屋台
ここは通化街が臨江街に入る入り口。「臨江街觀光夜市」と書かれたゲートが掲げられた「臨江街觀光夜市(通化夜市)」を象徴するような場所ですね。
ちょうどそのゲートの下あたりにあるのが今回紹介するお店「紅花紅桂香腸」。まさに夜市の入り口といった場所だし、屋台自体も小さいし、しかも正面にゴミ箱が設置されてたりでスルーされがちな印象なんですよね。
後ろから見るとほんとに小さな屋台だというのが分かります。それにしてもおじさんがコック帽子をかぶってちょこんと座ってるのがなんだかかわいい。
さて、こちらのお店のメインの商品である香腸ですが味付けが実に豊富。屋台の正面に写真入りのメニューがあるのですが、上段が「辣味(辛い)」で下段が「不辣(辛くない)」フレーバーのようです。
上段のメニューは蔬菜、蒜苗、九層塔、金華、綜合、碳燒、哇沙米、辣椒、菲力、麻辣、超辣。下段のメニューはフレーバーは巧克力、香菜、什錦、薑絲、乳酪、黑胡椒、蜜汁、蒜泥、沙茶、檸檬、原味でどちらも11種類ずつ、合わせて22種類です。
ちなみに香腸の他に米腸もありますよ。
注文すると香腸を焼いてくれます。白いのは米腸ですね。
真ん中に切り込みを入れてソースやトッピングを挟んで出来上がり。
香腸にチョコレートとは・・・
というわけで香腸を購入。
辣味、不辣からそれぞれ1本ずつ選んでみました。
金華(50元)、巧克力(50元)
「金華って何だ?」と、興味本位で買ってみました。友人に聞くと「金華火腿(金華ハム)味だと」と言うのですが、ほんと?
で、食べてみたのですが・・・よく分からんw。いや、美味しいんですよ。でも味の違いがどうもよく分からないという。原味と食べ比べてみればよかったな。ただ「辣味」のカテゴリだけあってピリッとする辛さがありますね(そこまで激辛ではない)。
そしてこちらは「巧克力」、そう「チョコレート」ですよ。メニューを見たとき震えましたね。「これは注文するしかない」と。
本音では「絶対に合わないだろ」と思いながら食べたのですが、以外とそれほど違和感がないという。ただ香腸の味が完全に勝ってますね。チョコレートの甘さはほんのりといったところ。すごいね香腸の存在感。
欠点はですね、持ち歩くとチョコレートソースがどんどん流れ出てしまうことです。まあ当然なんですが・・・ 買ったらすぐに食べた方がいいですね。
店舗情報
住所 | 台北市大安區通化街(臨江街の入り口) |
営業時間 | 17:30~0:30、金土18:00~0:30 |
休日 |