日本ではほとんど目にすることがない台湾のスイーツ「地瓜球」。さつまいもで作った団子を油で揚げたさつまいもボールといったところでしょうか。夜市に行くとよく「地瓜球」の屋台を見かけますが意外と知らない人も多いのでは? 台湾では一般的なスイーツだけにいろいろと工夫を凝らしてアレンジされた「地瓜球」というのもあるのでなかなか面白いんですよ。
私奔彩虹地瓜球(通化總店)
行列ができる人気屋台
臨江街觀光夜市(通化夜市)でも特に賑やかな臨江街の基隆路側の入り口付近に行列ができている小さな屋台がありました。
こちらのお店は台湾ではお馴染みのスイーツ「地瓜球(さつまいもボール)」の屋台「私奔彩虹地瓜球」です。2018年創業と比較的若いお店ながら他の場所にもいくつかお店を展開させているようです。
販売しているのは「地瓜球」のみでサイズが大中小の3種類あります。
というわけで列に並んで購入してみましょう。
順番が来たら買いたいサイズを伝えればOK。手際よく袋に入れてくれます。
5色の地瓜球(さつまいもボール)
中サイズの地瓜球を購入しました。こちらのお店の人気の理由がこれ。地瓜球がカラフルに色付けされています。
お店のFacebookページを見ると全部で4色(原味、抹茶、黑糖、梅子)と書かれているのですが、実際買ったものは5色あるんですよね。よくよく調べてみると味も原味、紫地瓜、芝麻、海苔、梅子のようです。
地瓜球・中包(50元)
鮮やかな紫色の地瓜球は紫地瓜(紫芋)ですね。
地瓜球はこのように中は空洞なんですよ。外側はサクッとした食感ですが生地自体は食べるとモッチリとしているのが特徴。ほんのり甘くてこれがなかなか美味しい。
これは色がついていない原味(プレーン)の地瓜球。正直、紫地瓜との味の違いはよく分かりません(笑)。まあ、両方とも芋ですからね。
かなりインパクトがある見た目の黒い地瓜球は芝麻。これはほのかにゴマの風味を感じます。
ややオレンジがかっているのは梅子でしょうか。それほど梅子の存在感はなくてやはり芋の味の主張の方が強いかな。
最後の緑色の地瓜球は海苔ですね。これは味がよく分かりますね~。芋の甘さと海苔の風味が意外にマッチしてなかなか面白い味です。
地瓜球をまだ食べたことがない人はもちろん、食べたことがあるという人も、こちらのお店の一風変わった地瓜球をぜひお試しを。
店舗情報
住所 | 台北市大安區基隆路二段102號 |
営業時間 | 16:00~23:00 |
休日 | 月火 |
FB | 私奔彩虹地瓜球通化總店 |