鹽酥雞や滷味と同じく店頭に並んだ食材から自分で選んで調理してもらう串焼きのお店。今回は2011年に台北でオープンした後、台北を中心として全国に18店舗(2023年1月11日現在)を展開する「焦糖楓串燒漢方無烟撒粉」に行ってきました。10種類以上の漢方をブレンドしたオリジナルのスパイスによる味付け、油で揚げず注文してから焼く調理法といった点を特徴としているお店です。
焦糖楓串燒漢方無烟撒粉(通化直營店)
人気の串焼きチェーン
台北の臨江街觀光夜市(通化夜市)にやって来ました。MRT信義安和駅から歩いて5分ほどのアクセスのよい夜市ですが士林夜市や饒河街觀光夜市に比べると地元のお客さんが多いという印象です。
こちらが今回紹介する「焦糖楓串燒漢方無烟撒粉」の通化直營店。で、さっそく注意なのですが、お店のHPでは通化直營店の住所は「台北市大安區通化街48號」になってます(2023年1月8日現在)。しかし実際の場所は「台北市大安區臨江街105號」の辺りでした。
HPではイートインもできると記載されているのですが(2023年1月8日現在)どう見てもテイクアウトのみの屋台ですよね。たぶん元々は現在HPに記載されている(住所も含めて)通りだったけど、その後移動して情報が更新されてないといったところでしょうか。
まあ、イートインできないのは仕方がないのでテイクアウトしていくことにしましょう。ご覧のようにさまざまな食材が串に刺されて並べられているので好きなものを自分で選ぶというシステム。
こちらの容器に食べたい食材を入れていきます。
やはり肉類が人気があるようで牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉などがあり部位によって串が分けられています。他にも野菜や練り物など食材はかなりバリエーション豊富ですね~。
こんな感じで選んでみました。選び終えたら店員さんに渡して清算します。
清算すると番号が書かれた明細を渡されます。この後選んだ食材を焼いてくれるので少々時間がかかります。出来上がると電光掲示板に番号が表示されるので明細の番号を提示して商品を受け取ります。
込み具合にもよると思いますがこのときはそれほどお客さんはいなかったので5分ほどで出来上がりました。
6種類をテイクアウト
さて、ホテルに持ち帰っていただきます。こちらが選んだ串6種類。
海味龍珠(39元)、豬五花串(35元)、羊雪花串(39元)、青椒(20元)、鑫鑫腸(20元)、圓甜不辣(25元)
「海味龍珠」というのはイカの嘴かな。コリコリした食感が特徴ですね~。漢方を使用した味付けということですがそれほど意識するような感じではないので漢方に苦手意識のある人でも大丈夫だと思いますよ。
「豬五花串」は豚バラ肉ですね。脂がのってウマい。
こちらは「羊雪花串」。台湾では羊肉を扱うお店をわりとよく見かけますが串焼きでもあるんですねー。これもクセがなくて美味しい。
野菜も1つくらい選んでおこう、ということで「青椒(ピーマン)」を。お肉ばかりだとちょっと脂っこい感じになってしまうのでバランスを取ってみました。
「鑫鑫腸」って何だか強そうな名前なんですがミニソーセージのことです。ちょっとジャンクっぽい食材を選んでみるのも面白い。
最後は「圓甜不辣」。テンプラですね。練り物系の食材があるのが台湾の串焼きの面白いところなんですが、これが意外に美味しいんですよね。毎回必ず1種類は選んでいるような気がします。
鹽酥雞、滷味、串焼きといったお店での買い物はちょっとハードルが高そうなイメージがありますが(実際高い場合もある)どれも美味しいのでぜひチャレンジしてみてください。
店舗情報
住所 | 台北市大安區臨江街105號 |
営業時間 | 16:30~0:30、金~日15:30~0:30 |
休日 | |
HP | 焦糖楓 |