豊原区は台中市の中ではまずまず栄えている中堅クラスの街といった感じでしょうか。台鉄で台中駅から7駅なのでちょっと足を延ばして行ってみるのもいいでしょう。豊原で特に有名なのは豐原慈濟宮という廟のすぐそばで開催される「豐原廟東夜市」。わずか100mほどしかない細い路地にお店がびっしりと並び、いつも大勢のお客さんで賑わっている活気のある夜市です。今回はその「豐原廟東夜市」にある人気屋台「廟東清蒸蝦仁肉圓」を紹介したいと思います。
廟東清蒸蝦仁肉圓
豊原的廟東夜市の人気屋台
中正路の方から「豐原的廟東夜市」に入ってすぐ右手にあるお客さんでごった返している屋台が「廟東清蒸蝦仁肉圓」。
屋台前に設けられた席は満席。場所が場所だけにかなり窮屈そうですがみなさん美味しそうに食べております。
イートインする場合はまずこちらの番号札(號碼牌)を取ります。
こちらが番号札(號碼牌)。取ったら通行の邪魔にならないように中正路側の歩道で番号が呼ばれるのを待ちましょう。テイクアウトの場合は行列に並びます。これがパッと見るとテイクアウトの行列とイートインで呼ばれるのを待っている人の区別がつかなくて混乱するんですよね。
自分の番号が呼ばれたら注文して席に着きます。メニューは「清蒸蝦仁肉圓(55元)」と「干貝魚翅羹(65元)」の2つ。カウンターに数式のようなものが貼ってありますが、これは「肉」が「清蒸蝦仁肉圓」、「粳」が「干貝魚翅羹」のこと。それぞれの数の組み合わせなんですが、合計金額は単に足し合わせただけなんですよね。店員用の早見表なのかな? 他に何か意味があるのだろうか・・・
「干貝魚翅羹」も人気商品。ほとんどのお客さんが「肉圓」といっしょに注文しています。
「肉圓」は基本的に蒜泥(おろしニンニク)、辣椒醬、香菜がトッピングされています。苦手ものがある場合は事前に抜いてもらうように伝えておきましょう。
「清蒸蝦仁肉圓」と「干貝魚翅羹」
というわけで「清蒸蝦仁肉圓」と「干貝魚翅羹」を両方ともを注文しました。
清蒸蝦仁肉圓(55元)、干貝魚翅羹(65元)
「肉圓」は1皿3個入りです。1つの大きさはやや小ぶりですね。
中には豚肉の餡とともにエビが入っています。台南で食べた蝦仁肉圓より餡の存在感がやや強いような気がしますね。ジューシーで甘辛いタレといっしょに食べるとなかなか美味しいです。
「干貝魚翅羹」の方もいただいてみましょう。かなり熱々なので火傷しないように注意です。とろみのあるスープには干貝や白菜など具だくさん。そういえば肉羹は何度も食べたことがありますが魚介系のこの手のスープはあまり食べたことがなかったかな。しかしこれが旨味たっぷりで美味しい。ちょっと他のお店でも食べてみたいですねー。
いつも混雑しているのでちょっとハードルが高そうですがおすすめなので「豐原的廟東夜市」に来たらぜひ食べてみてくださいね。
店舗情報
住所 | 台中市豐原區中正路167巷入口右手邊第一攤 |
営業時間 | 15:30~1:00 |
休日 | 水 |
HP |