台南に行ったら粽もおすすめの台南グルメの1つですよ。「粽なら台北で食べたことがあるからいいかな~」と思っている人もいるかもしれませんが、実は台湾では「北部粽」「南部粽」と呼ばれ、地域によって粽の作り方が違うのです。台南ではぜひ「南部粽」を食べてほしいですね。特に有名なのは「再發號百年肉粽」ですが他にもまだあまり紹介されていない粽のお店がたくさんあるんですよ。というわけで今回は台南にある24時間営業の粽の専門店「劉家粽子專賣店」を紹介したいと思います。
劉家粽子專賣店
24時間営業の粽専門店
「劉家粽子專賣店」は成功路と西門路の交差点にある粽専門店。なんとこのお店24時間営業なのです。粽のお店が24時間営業してるっていうのはさすが台湾ですねー。
外観の看板を見るとわりと大きなお店に見えるのですが実は店内席はありません。イートインする場合は注文カウンターで注文して店頭に設置してある席で食べるというシステムです。
このイートインスタイルも台湾ならでは。
こちらの注文カウンターで注文します。
粽は全部で4種類。シイタケ、卵の黄身、豚肉入りの「肉粽」、ピーナッツ入りの「菜粽」、豆皮、シイタケ、ピーナッツ(少量)入りの「素料粽」、そして「特製肉粽」とは「肉粽」にさらに栗とピーナッツが加わったもの。
粽の他にも「味噌湯」「魚翅羹」といったスープや「肉燥飯」「什錦燴飯」「魚翅羹麵」「大滷麵」などのご飯もの・麺類などもあります。
箸、スプーン、フォーク、調味料などはセルフサービスになっていて注文カウンターの横に置いてあります。
タレやおろしニンニクなどはお好みで。
このへんは辛いので注意。
1個でお腹いっぱいになるほどのボリューム
注文したのは「特製肉粽」と「魚翅羹」。粽は日本人が通常イメージするものより一回りほど大きくてかなりボリューミーです。タレは最初からかかっていて香菜がトッピングしてあります。
特製肉粽(55元)、魚翅羹(35元)
台湾南部の粽は北部とは違って水煮して作られるのでねっとりとした食感が特徴です。中にはシイタケ、卵の黄身、豚肉、栗、ピーナッツと具だくさん。豚肉は肥肉という脂身の多い部分と痩肉という赤身部分がバランスよく入っています。1個がかなり大きいのでスープと合わせるとこれでじゅうぶん1食分になりますねー。
スープから選んだのは「魚翅羹」。「Shark Fin Thick Soup」と家庭あるのでフカヒレのスープかな? 他にもタケノコ、シイタケ、千切りのお肉などが入ったとろみのあるスープです。
24時間営業なので朝食、昼食、夕食いつでもOKの使い勝手のいいお店です。
店舗情報
住所 | 台南市中西區西門路二段439號 |
営業時間 | 24時間営業 |
休日 | |
HP | 劉家粽子專賣店 |