台北の「饒河街観光夜市」は士林夜市や寧夏夜市と並ぶ人気夜市の1つ。特に胡椒餅で有名な屋台「福州世祖胡椒餅」があるのでそれを目的に行く人も多いのはないでしょうか。MRTが通ってからは駅近の夜市となったのでずいぶんアクセスが樂になりましたね。日が落ちる時間帯になると夜市が行われる饒河街には徐々にお店の準備が始まり500mほどの間に屋台がビッシリと並びます。今回はそんなお店の中からミシュラン台北でビブグルマンにも選ばれた人気屋台「施老闆臭豆腐」を紹介したいと思います。
施老闆臭豆腐
煮込んだタイプの臭豆腐が人気の屋台
饒河街觀光夜市の入り口から2分ほど歩いたところでお店を出している「施老闆臭豆腐」。この辺りは「陳董藥燉排骨」「十全藥燉排骨」など人気のお店が集まっているのでちょっと賑やかになっています。
店名からも分かるように臭豆腐のお店なのですがミシュラン台北でビブグルマンに選ばれているのでちょっとビックリ。外国人観光客には苦手な人も多いかと思いますが臭豆腐が美食として理解されるのは興味深い。まあ個人的には好きなので全く違和感はないんですけどね。
ここは屋台の脇にスペースを取ってテーブルが出してあるので座って食べることができますよ。
こちらがメニュー。臭豆腐と言えば日本人にとっては油でカラッと揚げたものをイメージしますがこのお店では辛いスープで煮込んだ麻辣臭豆腐が人気なのです。そしてその臭豆腐といっしょに鴨血という鴨の血を固めたプリンのようなものと合わせたものを注文するお客さんが多いですねー。
臭豆腐と鴨血入りのピリ辛スープ
というわけで臭豆腐が1つと鴨血が入った「麻辣臭豆腐1塊+鴨血」をいただきました。
麻辣臭豆腐1塊+鴨血(80元)
これが鴨血。ちょっと見た目がアレですが・・・ でも食べてみると臭みなど全くなくてクセもありません。プルンとしたちょっと固めのプリンのような食感です。そんなに味にインパクトは無いのでスープといっしょに食べるといいですね。
臭豆腐は1つだけですがその1つがけっこう大きい。一般的に揚げてある方が食べやすいと言われていますが確かにこちらの方が匂いは強いかも。ちょっと好き嫌いは分かれるかもですねー。まあでもピリ辛のスープと食べればそんなに気にならないのではないでしょうか。
地元では人気のあるお店なのでぜひ勇気を出して食べてみてはいかが?
店舗情報
住所 | 台北市松山區饒河街189號 |
営業時間 | 16:30~0:00 |
休日 | |
HP |