台湾のいろんな飲食店で食事をしていると料理の組み合わせに特徴があることに気が付きます。例えば小籠包に酸辣湯、涼麺に味噌湯、炒麺に豬血湯などなど。なんとなくよく見かける組み合わせというのが分かってきたように感じるのです。なので逆に意外な組み合わせに驚くということもあるわけで(もしかすると自分がそう思っているだけかもしれませんが)、今回はそんな例を紹介したいと思います。というわけで台北にある麺線と小籠包のお店「黃金麵線(黃金小籠湯包)」に行ってみました。
黃金麵線(黃金小籠湯包)
中山國中駅近くの麺線と小籠包のお店
「黃金麵線(黃金小籠湯包)」はMRT中山國中駅から歩いて5分強の場所にある麺線と小籠包のお店。ビルの1階の一室にお店があるわけなのですが、どう見ても中途半端な位置で区切られていてとなりの米粉湯のお店が半分以上を占めています。ずいぶん不思議な作りですよね。
正面から見ると麺線のお店に見えますが、側面に回り込むと「黃金小籠湯包」とも書かれています。つまり麺線と小籠包の両方を食べることができるというちょっと変わったお店です。
それにしても行列ができているのでかなりの人気みたいですねー。というわけで早速行列に並びます。
こちらがメニュー。小籠包は1籠8個入りで70元。麺線は「蚵仔(カキ)」「大腸」「肉丁」それに全部入りの「綜合」の4種類と具無しの「清麵線」があります。
どこで小籠包作ってるんだろう? と思ったのですが注文カウンターの横にちゃんと小籠包のセイロが置いてありますね。
注文したら空いてる席に座ります。席は建物横の通路にもありますがもうちょっと先に店内席もあります。
こちらが店内席。まあまあの席数があります。それにしてもつくづく不思議な作りのお店ですよね(笑)。
綜合麵線と小籠湯包
というわけで麺線と小籠包を両方注文してみました。
麵線・綜合・小碗(55元)、黃金小籠湯包(70元)
テーブルにすりおろしニンニク、ラー油、酢などの調味料が置いてあるのでお好みで。
小籠包は薄皮&スープたっぷりでなかなか本格的。確かに行列ができるのも頷ける美味しさですよ。
綜合の麺線は蚵仔(カキ)、大腸(モツ)、肉丁(お肉を賽の目に細かく切ったもの)が具として入っています。
カキとモツは麺線の定番ですが肉丁というのは初めて。つみれのようなお肉が入っているのは食べたことがありますがこれは肉そのものみたいですね。歯ごたえがあってなかなか美味しいです。それに小サイズとはいえかなりボリュームもあってお腹いっぱいです。
店舗情報
住所 | 台北市松山區民權東路三段160巷15號 |
営業時間 | 10:00~19:00、10:00~18:30 |
休日 | 日 |
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