高雄の苓雅夜市(自強夜市とも呼ばれる)は六合夜市や瑞豊夜市と違って地元密着型のローカル夜市といった雰囲気。車もバイクも通る道路に屋台が立ち並ぶさまは何だか「観光客など眼中になし」といった強気の姿勢がヒシヒシと伝わってきます。あまり紹介されることはありませんがこういった夜市は面白んですよねー。というわけで今回はその苓雅夜市(自強夜市)で人気の魯肉飯のお店「南豐魯肉飯」を紹介したいと思います。
南豐魯肉飯
苓雅夜市(自強夜市)の人気魯肉飯店
高雄の苓雅二路と自強三路の交差点にある「南豐魯肉飯」。この辺りは苓雅夜市(自強夜市)が開催される場所なのですがこのお店自体は午前9時から開いています。というわけで今回はお昼ご飯を食べにやって来ました。
夜市をやってるだけあってこの辺にはお店がたくさんあるのですが「南豐魯肉飯」はその中でも特に人気があるんですよ。
遠目に見ると台湾ではよく見る騎樓で営業しているようなお店に見えますがしっかりとした店内席があります。というわけでイートインするならまずは店内に入りましょう。
オーダーシートがあるので1枚取って空いてる席へ。
中はけっこう広くて席もたくさんありますよ。
食べたいものにチェック、テーブル番号を記入します。
なぜかよくこの番号に出くわすんですよね(笑)。「6」か「9」か悩むことがありますがこれは「6」だったようです。
店内に貼り出されたメニューに一部写真が載っているので参考にするとよいでしょう。
オーダーシートの記入を終えたら外にあるキッチンに持って行って店員さんに渡します。お金は料理が運ばれてきたときに払えばOK。
いろんな料理が並んでいてどれも美味しそうです。
入り口にある冷蔵庫には小菜が入っています。食べたいものがあれば自分で取っていきましょう。清算するときにお店の人がいっしょに計算してくれます。
南部の魯肉飯は焢肉飯?
やっぱり外せないのは「魯肉飯」、それに「蘿蔔湯」「獅子頭」「油豆腐」、あと小菜から「大頭菜」をいただきました。
魯肉飯(50元)、蘿蔔湯(35元)、獅子頭(15元)、油豆腐(5元)、大頭菜(25元)
箸はテーブルに置いてあります。
冷蔵庫から取ってきた「大頭菜」。大頭菜というのはカブのことらしいのですがこれはキムチですねー。カクテキみたいな感じでしょうか。そんなに辛くはなくて自分的にはちょうどいい味。ご飯がほしくなりますね。
「獅子頭」と「油豆腐」。どちらも味がよく染みてて美味しいです。
「蘿蔔湯」なので大根しか入ってないのかと思ってましたが貢丸(肉団子)も入ってました。
そしてメインの「魯肉飯」ってこれどう見ても焢肉飯ですよね。「魯肉飯」って地域で内容が変わってくるようなのですが南部ではこんな感じ。というより呼び名が変わるといった方がいいんじゃないですかね。例えば我々のよく知ってる「魯肉飯」はここでは「肉燥飯」なんですよ。台南でもそう呼ばれてますね。
まあ、呼び方はともかくとして味の方は申し分なし。トロトロに煮込まれた柔らかい豚肉は何とも言えない美味しさです。それに実は魯肉(こちらでは肉燥)もしっかりお肉の下に隠れているのです。それと酸菜も合わせてトッピング。ザクザクした食感でいいアクセントになっています。
店舗情報
住所 | 高雄市苓雅區自強三路139號 |
営業時間 | 9:00~0:00 |
休日 | |
HP |