日本でもここ最近のタピオカブームから始まって台湾グルメがちょっと注文されています。中には「タピオカの次は?」ということで芋圓なども人気がでているようです。そんなタピオカブームに飽きたという人にはぜひタロイモに注目してほしいですね。日本ではあまり知られていないかもしれませんが台湾ではタロイモの存在感が強いんですよ。トッピングだけではなく主役級としても人気なのです。というわけで今回は高雄にあるタロイモに特化したドリンクスタンド「芋香亭」を紹介したいと思います。
※「芋香亭」は閉店しました。
芋香亭
タロイモに特化したドリンクスタンド
「芋香亭」は高雄のローカルドリンクスタンド。MRT巨蛋駅を出て裕誠路をずーっと東に10分ほど歩いたところにお店があります。愛河という川のちょっと手前辺りですね。
一見よくあるドリンクスタンドに見えますがよく見るとすごくシンプルな作りですね。ローカルドリンクスタンドってこんな感じのお店がよくあります。ちなみに「TAROIMO DRINKS」って書いてますが「TAROIMO」って日本語ですよね(笑)。
カップには「さといも」って書いてます。まあ里芋もタロイモの仲間なので・・・
こちらがメニュー。一応紅茶やミルクティーなんかもありますが「芋香亭」でほとんどのお客さんが注文するのが「芋香・地瓜系列」のメニュー。そりゃあだって店名が「芋香亭」ですもんね。
芋頭西米露奶と地瓜西米露奶
注文したのは「芋頭西米露奶」と「地瓜西米露奶」。「芋香・地瓜系列」のメニューは甘さの調節はできません。氷の量は基本的に「微冰」。もし氷不要なら先に店員さんに伝えましょう。
芋頭西米露奶(55元)、地瓜西米露奶(50元)
こちらは「芋頭西米露奶」。上の白い部分がミルク、下のグレーの部分がタロイモペースト。真ん中に見える白い粒々は西米といってサゴヤシのタピオカです。
このままだとミルクとタロイモペーストが完全に分離しているので飲む前によく混ぜましょう。シャカシャカ振るよりもクルクルと回転させると混ざりやすいです。味の方はというとカップの半分ほどもタロイモペーストが入っているので超濃厚! 西米のプチプチした食感もよい。ただし甘さは控えめでタロイモ自体の甘味を感じる程度です。
黄色が鮮やかな「地瓜西米露奶」。こちらはタロイモではなくサツマイモバージョンですね。西米もトッピングされています。
こちらも飲む前にしっかり混ぜましょう。やっぱりサツマイモ自体の甘味が強いせいか「芋頭西米露奶」よりもこっちの方が味にインパクトがあります。それにしても濃厚。サツマイモラテのようにミルクに溶け込んでいるわけではなくあくまでペースト状のまま混ざっているのでミルクといっしょに食べるといった印象ですねー。
いやいや台湾にはタロイモに特化したスイーツ店やドリンクスタントがたくさんありますが「芋香亭」もかなり強力な存在感があります。タロイモ好きの人には行ってみてほしいお店ですね!
店舗情報
住所 | 高雄市左營區裕誠路164號 |
営業時間 | 10:30~21:30 |
休日 | 月 |
FB | 芋香亭 |