以前台南に行ったとき地元の友人といっしょに夕食。そのとき「後でゴーストコーヒーに行こう」と。「ゴーストコーヒー?」聞いたことがなかったので、紙に「幽霊咖啡」と書いて見せると「違う、これ」と逆に書いて見せられたのが「鬼咖啡」。「ああ、鬼咖啡!」。名前は聞いたことがあって行きたいと思ってたのですが「鬼咖啡って予約制じゃないの?」「ん~、今は違うよ」。どうやら営業スタイルが変わったようです。というわけで連れられて行ったのですが想像以上に面白い。何と言っても場所がすごい。その後台南を再訪したときに改めて行ってみましたので今回はその「鬼咖啡」を紹介したいと思います。
鬼咖啡
こんな場所に建物が、しかも店があるなんて・・・
このお店は知ってる人も多いはず。レトロな老房子をリノベーションした「僾果鮮」ですね。台南の数ある路地裏の中でも人気のある開隆宮周辺の路地裏の入り口部分にあります。「鬼咖啡」へ行くには右側の路地へ入っていきます。左側の路地を進むと「甘單咖啡館」「寮國咖啡」などがあるのでよく通るのですが、右側は行ったことがなかった、というか存在も知らなかった・・・
というわけで先へ進んでいきましょう。
突き当りを左へ。
すると階段の坂道が現れます。
こんなところに坂があるなんていったいこの一帯はどういう造りになってるのか謎です。
坂の上には建物があります。どうやら住宅のようで人も住んでるみたいです。
う~ん、ますます謎な場所ですね。
このトンネルみたいなとこを潜って右にあるのが「鬼咖啡」です。
こんなとこにお店を出してお客さん来るのかよって思うんですが、これがかなりの人気みたいなんですよ。前回友人に連れてこられたときもほぼ満席状態だったんですよね。
席は1階、2階、それと店頭の中庭みたいな場所にもあります。入り口でメニューを受け取って好きな場所へ。
奥に焙煎機があることから分かるように「鬼咖啡」は自家焙煎のカフェなのです。
1階はカウンター付近に数席のみ。2階はやや広めになっています。
こちらが2階。というより屋根裏のようなスペースですね。畳の部屋になっていてかなりキレイです。ここは靴を脱いで上がります。
窓からは下の中庭が見えます。こうしてみるとなんだか不思議な作りの建物ですよね。
日本人だと分かったら日本語のメニューをくれました。超隠れ家的なお店だけにちょっと意外(笑)。
こちらは注意事項。写真も禁止です。このときはまだ他にお客さんがいなかったので特別に許可をもらいましたが基本的にNG。
静かな屋根裏で飲む自家焙煎コーヒー
注文が決まったら1階へ降りて注文内容を伝えます。商品は2階まで持ってきてくれるので席で待っていればOKです。
黑咖啡・Single Origin・パナマ(150~200元)、焦糖布丁(プリン)(60元)
まずはブラックコーヒー。豆は好きなものを選ぶことができます。このときはパナマをお願いしました。
昔懐かしい味のカラメルプリン。
もう1杯カフェラテをいただきました。こちらも豆を選択可能。
咖啡拿鐡・ケニアAP(120元)
自家焙煎カフェなので豆の販売も行っています。お土産に日曬(ナチュラル)と(水洗)ウォッシュドをそれぞれ1つずつ買っていきました。パッケージがなんかいいですよね。
台南の路地裏好きなら訪問必須のカフェではないでしょうか。もちろんコーヒーも美味しいし、静かにのんびり過ごすにもピッタリです。訪れる場合はくれぐれもルールを守って迷惑をかけないように注意しましょうね。
店舗情報
住所 | 台南市中西區中山路79巷22-68號 |
営業時間 | 14:00~0:00 |
休日 | 水 |
FB | 鬼 咖啡 |