台中駅から電車に25分ほど(特急なら10分くらい)乗ると豊原区に到着します。台中市の中ではまあまあ賑やかな方で豐原廟東夜市という有名な夜市が開催されることでも知られています。豐原慈濟宮という廟の脇にある小さな路地で開催されることからそう呼ばれているのですがわずか100mほどしかない通りにお店がビッシリと並んでいます。小さな夜市ながらも大勢のお客さんで賑わう人気夜市なんですよ。今回はその豐原廟東夜市で「菱角」というちょっと聞いたことのない食べ物を売っている屋台「古早味番仔豆」を紹介したいと思います。
古早味番仔豆
豐原廟東夜市の入り口にある小さな屋台
台中の豊原区にある豐原廟東夜市にやって来ました。
「古早味番仔豆」は豐原廟東夜市の廟のある側の入り口すぐの場所で営業している小さな屋台です。
菱角と番仔豆が主力商品ってことですかね。番仔豆というのは碗豆仁(エンドウ豆)の俗称なんだそうです。ちなみに向かいにはこの菱角に衣をつけて揚げた「菱角酥」を売ってる「廟東菱角酥」という屋台があります。どちらかというとそちらの方が人気があるんですよね。
やはり菱角は人気なのかすぐに売れて補充されていきます。となりにある小さな豆は番仔豆ですね。
これが菱角。なんだか見たことのない不思議な形をしております。そうこうしてるうちにどんどん売れていくので亡くなる前に購入です。
ちなみに菱角と番仔豆の他にもいろいろ売ってます。このりんごみたいなのは鳥仔梨という果物だそうです。初めて聞く名前ですね。
これは辣芒果? 名前からして辛いんでしょうか。
ピーナッツもありますよ。
というわけで菱角を1袋買ってみました。持って帰って食べましょうかね~。
悪魔のような不思議な形
じゃーん! こちらが菱角です。改めてみるとやっぱり面白い形ですね。1袋で50元でした。2人で食べるとちょうどよいくらいでけっこう量があります。
菱角(1袋50元)
周りの黒い皮を剥いて中の白い部分を食べます。あらかじめ食べやすいようにこんな風に切り込みを入れて売っています。
なんでこんな形になるんでしょうね。色といい角のような部分といいまるで悪魔のようですね。
切り込みのない裏から見るとこんな感じ。ますます悪魔っぽいです。
皮を剥くと中から白い実の部分が現れます。食べるとホクホクとした食感、あっさりした栗のような味でなかなかイケますね。思わずパクパクと食べ続けてしまいました。
向かいの屋台で売っている「菱角酥」と食べ比べてみるのも面白そうですね。あと番仔豆もちょっと気になったので今度行ったら買ってみたいと思います。
店舗情報
住所 | 台中市豐原區中正路167巷3號 |
営業時間 | 不明(おそらく夜市の開催時間に準ずる) |
休日 | 不明 |
HP |