台東に行ったとき「臺東市第一公有零售市場」近くのホテルに滞在していました。繁華街の中にあり台東観光夜市にも近くてなかなか便利だったのです。滞在中ホテルを出入りしているときに近くにある妙に目立つドリンクスタンドがずっと気になっていたんですよ。昔ながらのお店が並ぶ中、赤い看板と現代風の外観につい目が行ってしまうのです。はっきり言ってノーマークだったんですがあまりに気になるのでちょっと買ってみることにしました。というわけで今回はそのドリンクスタンド「紅茶洋行 大大杯紅茶小賣所」を紹介したいと思います。
紅茶洋行 大大杯紅茶小賣所
潔すぎる簡素なドリンクスタンド
赤い看板が印象的なドリンクスタンド「紅茶洋行 大大杯紅茶小賣所」。花蓮、宜蘭、台東など東海岸に多く見られるドリンクスタンドチェーンです。今回やって来たのは台東市の中山路と正氣路の交差点近くにある台東中山店。
お店のHPを見ると「籌備中(準備中)」と書かれた支店がたくさんあって「そんないっぺんに支店がオープンできるものなの?」と疑問だったのですが、これを見て納得。店舗はほぼ何も手を付けてないんですよね。看板と店頭に置いた屋台のみで中はおそらく元のままの状態。すごいですよね。確かにテイクアウトだけならこれでじゅうぶんですがこの割り切り方はいかにも台湾らしい。
こちらがメニュー。トッピングで珍珠(タピオカ)や椰果(ナタデココ)はありますが、あくまで紅茶、青茶、綠茶、冬瓜茶といったシンプルなドリンクがメイン。流行りのドリンクスタンドに比べると地味な印象です。しかし注目すべきはそのサイズ。通常は中、大という表記をよく目にするのですが、ここはL、XL。つまり大のLが基本でさらにそれより上のXLが注文可能。XLは1000cc、1リットルという特大サイズです。
※画像は紅茶洋行 大大杯紅茶小賣所 FBより引用
1リットルで20元という安さ
とうわけで「古早味紅茶冰」のXLサイズと「紅茶牛奶」のLサイズを注文しました。パッと見た感じあまり違いはないように見えますが横幅があるのでやっぱりすごいボリューム。
古早味紅茶冰・XL(20元)、紅茶牛奶・L(40元)
ズッシリと重量感があります。これで20元、つまり70円ちょっとなのですごい安さですよね。
味の方はまあ何か特別ということはなく甘~い紅茶、台湾の昔ながらの紅茶といった感じです。タピオカが入っていたら保存するのは無理ですがこれならホテルの冷蔵庫に入れておけば少々保存できますね。
もう1品「紅茶牛奶」のLサイズ(700cc)。もう見慣れてるので普通に見えてしまいますが日本の飲料からするとけっこうなサイズですよ。
こちらも味はごく標準的なミルクティーです。
正直見た目も味も地味なのですがサイズと安さは圧巻です。XLでも全て50元以内ですからね。
店舗情報
住所 | (台東中山店)台東市中山路357號 |
営業時間 | 8:30~21:00 |
休日 | |
FB | 紅茶洋行 大大杯紅茶小賣所 |