台中のご当地グルメの1つ「大麵羹(大麵焿)」。他の都市ではあまり見かけないので台中に来たらぜひトライしてほしい料理です。柳川沿いにある大麵羹のお店「大麵焿水晶餃」も台中に数ある大麵羹の人気店の1つ。2代に渡って営業している創業60年近くになる老舗です。1代目はかつて鳳麟大酒店があった場所(中山路と繼光街の交差点付近)で営業していましたが2代目になって現在の場所に引っ込してきたそうです。とうわけで今回はその「大麵焿水晶餃」に行ってみましたので紹介したいと思います。
大麵焿水晶餃
柳川沿いの大麵羹の老舗
「大麵焿水晶餃」は台中の柳川沿いで営業する、その名の通り大麵焿と水晶餃のお店。台湾大道から柳川沿いの柳川東路に入って1つ目の橋を越えてすぐの場所です。すぐ近くには台中で最も有名な市場「台中第二市場」もあります。
店頭のキッチンでは大麵焿意外にもバリエーション豊富な小菜が陳列されています。こちらもぜひ食べてみたいですね。
店内はいかにも台湾の小吃店らしく無造作にテーブルが設置されたローカル感溢れる雰囲気。
こちらがメニュー。通常メニューの下にある黒板に書かれたメニューがなんだかカフェみたいで小吃店っぽくないのが面白いですね。「隱藏版菜單(裏メニュー)」って堂々と書いてるし(笑)。オーダーシート方式ではないので注文は口頭で行います。
箸や調味料はこちらから。
柔らかい麺、そして意外にあっさり味の大麵羹
注文したのは大麵羹、それに小菜を3種類いただきました。
大麵羹(30元)、豬皮(20元)、雞軟骨(40元)、脆管(40元)
「雞軟骨」。名前の通り鶏の軟骨です。コリコリとした食感で美味しいですよ。
滷味の定番「豬皮」。プルプルとした食感が特徴。
これは「脆管」という豚の動脈部分です。けっこう歯応えがありますね。
さて看板メニューの「大麵羹」をいただきます。色がやや黄色がかっているのが印象的ですねー。「公園口大麵羹」で食べた大麵羹を思わせるような見た目です。トッピングにはニラと肉そぼろ。一見煮込みうどんみたいに見えますが食べると全く違う、意外にあっさりした味、そして麺がやわやわなのが大麵羹の特徴なんですよね。お好みで蒜泥(ニンニクペースト)や辣椒を加えても美味しいですよ。
わりとアクセスもよく気軽に立ち寄って食事ができるお店です。朝9時半から開いているのでちょっと遅い朝食にもいいですね。水晶餃も人気なので今度来たら食べてみたいと思います。
店舗情報
住所 | 台中市中區柳川東路三段24號 |
営業時間 | 9:30~17:30 |
休日 | 日 |
FB | 大麵焿水晶餃 |