台南市中心部の友愛街沿い、西門路と永福路の間には「友愛市場」という市場があります。「永樂市場」や「西市場」に比べるとやや知名度は劣りますが市場内や周辺エリアには美味しい小吃店やカフェがあったりするので足を運んでみる価値はあると思いますよ。例えば「郭家粽」や「水仙宮古早味鍋燒麵」また市場のそばにあるホテル「U.I.J Hotel & Hostel」に併設された「鷲田咖啡吧」などはおすすめです。今回はさらにもう1軒、その「友愛市場」近くにある意麺の老舗「小杜意麵」を紹介したいと思います。
小杜意麵
創業70年以上の老舗意麺店
「小杜意麵」は台南で営業する意麺のお店。創業は1946年なのでもう70年以上の歴史がある老舗です。お店があるのは友愛街の西門路寄りですぐ近くには友愛市場があります。この日お店にやって来たのは夜の10時過ぎ。周辺のお店はすでに閉店して真っ暗ですが「小杜意麵」だけは明かりが煌々とついていてお客さんで賑わっています。
注文は「點餐區」とかかれたところで行います。オーダーシートはないので口頭です。まず席を確保して「點餐區」で注文(その際テーブル番号を伝えます)。その後となりの「桔帳処」で清算します。
こちらがメニュー。メインはもちろん意麵。その他にも餛飩麵、粿仔、米粉、油麵などがあります。麺は乾(スープなし)と湯(スープあり)が選べますよ。
麺やスープを注文したらぜひ滷味にもトライしましょう。具材が並んでいるので好きなものを選べばOKです。ここは名前と値段が書いてあるので分かりやすいですね。
ザルとトングがあるので好きなものを入れて店員さんに渡しましょう。食べやすいように切り分けて後で席まで持ってきてくれます。
テーブル番号がちょっと変わってます。「中」ってたぶんテーブルの場所のことかな。
箸や調味料はテーブルに置いてあります。
これは醤油膏かな?
辣椒醬ですね。はっきりいって辛いです。
こちらは辣油。これもちょっとかけてみましたが辛い! なので自分はパス。辛いのが好きな人はどうぞ。
小サイズでもボリューム満点の意麺
というわけでスープなしの意麵、滷味、骨肉湯を注文しました。意麵は乾(スープなし)を食べているお客さんがほとんどですねー。個人的にもスープなしの方が好きです。
意麵・乾・小(45元)、骨肉湯(30元)、滷味(豬耳朶、竹輪、三色蛋)(30元、10元、20元)
これで小サイズですよ。スープが入ってないので見た目以上にボリュームがあります。麺には肉片と青菜がトッピングしてあります。
底にタレが溜まっているのでよくかき混ぜていただきましょう。やや縮れのある意麺は食べると独特の香りとタレの味が口の中に広がります。初めて食べたときはちょっと違和感があったのですが慣れてくるとクセになる味。モチモチとほどよくコシもあって美味しい。何よりこのボリュームが魅力的です。
こちらは「骨肉湯」。数量限定なので食べたい場合は早めにお店に行くことをおすすめ。
滷味は3種類選びました。これは「三色蛋」といって雞蛋、皮蛋、鹹蛋をミックスしたもの。そのなの通り3色になっているのが特徴。
「竹輪」です。味もそのまま。台湾にも「竹輪」があるんですねー。
滷味の定番「豬耳朵(豬耳朶)」。コリコリした食感が特徴です。
台南には意麺を食べることができるお店がたくさんありますがこちらは間違いなくおすすめのお店ですよ。滷味も美味しいのでぜひ食べてみてくださいね~。
店舗情報
住所 | 台南市中西區友愛街143號 |
営業時間 | 16:30~1:30 |
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