最近台北の東区にちょっと興味深いお店がオープンしました。見た目はカフェかと思うような小ぎれいな印象。料理は雞湯(チキンスープ)などスープが中心のメニューで、ご飯や小菜を付けた定食仕立てのセットメニューもあるようです。中でも目を引いたのは「滷肉飯」。「滷肉飯」と言えば台湾では日常的に食べられている庶民的な料理の代表格です。この「滷肉飯」になんとトリュフや金粉をトッピングしているという何とも高級志向の「滷肉飯」。これはぜひとも食べてみたい、ということで実際にそのお店「HAO 旺福號」行ってみましので紹介したいと思います。
※「HAO 旺福號」は閉店しました。
HAO 旺福號
庶民的な料理を高級にアレンジしたレストラン
今年(2019年)の夏に台北の東区にオープンした「HAO 旺福號」。MRTの最寄り駅は忠孝敦化駅、または國父紀念館駅で、どちらも歩いて7、8分ほどの場所にです。
「HAO 旺福號」はじっくりと煮込んだ雞湯(鶏肉のスープ)、豬腳湯、鱸魚湯といったスープを中心に滷肉飯、滷大腸、滷豬腳、東坡肉など庶民的な料理をやや高級にアレンジしたメニューを展開するレストランです。
オープンして間もないのでピッカピカの店内。白をベースにしたまるでカフェのような印象ですねー。
奥の方にもカウンター席あり。
お店のあちこちにパイナップルの置物がありますよ。
テーブルにオーダーシートが置いてあります。料理の内容は一番上に書いてあるのが「招牌黑松露香菇雞湯套餐」というトリュフ入りの雞湯に滷肉飯や滷味など小皿料理がついたセットメニュー。これが各段に高い480元。その他には「旺福號 招牌補元雞湯」と「道地原汁原味藥膳湯品」に4種類ずつスープメニューがあり+100元でセットにすることができます。セットにすると滷大腸、滷蛋、日替わり野菜、ご飯が付きます。他に單品メニューやドリンクメニューもあり。記入したらカウンターに持っていきましょう。
テーブル番号は箸立てにありますよ。
お水やスプーンはこちらから。お水にはレモンの風味が付けてあるのですがはっきり言ってちょっと酸っぱすぎでしたね(笑)。
贅沢に黒トリュフと金粉をトッピング!
注文したのは最も高い「招牌黑松露香菇雞湯套餐」。やっぱりどうしても食べてみたくなりますよね~。
招牌黑松露香菇雞湯套餐(480元)
ドリンクを「冷泡茶」「冬瓜茶」「青草茶」から1つ選ぶことができます。このときは「冬瓜茶」を選びました。「冬瓜茶」って甘いので普通のお茶が希望なら「冷泡茶」がおすすめです。「青草茶」はちょっとスーッとするのが特徴。
付け合わせの小皿料理。これは空芯菜かな? 滷肉がトッピングされています。
こちらは滷大腸。筍絲が添えてあります。
滷蛋も付いています。
滷肉飯はなんと黑松露(黒トリュフ)と金粉のトッピング! こんな高級な滷肉飯は初めて食べましたね(笑)。
もうね、明らかに普通の滷肉飯とは味が違いますよ。単に甘辛いだけでなくとっても深みのある味わい。トリュフの香りも楽しめる素晴らしく贅沢な滷肉飯ですねー。
そして主役の黑松露香菇雞湯。このスープにも黑松露(黒トリュフ)と金粉のトッピングです。ほら、ほんとに金粉が浮いてますよ。
香菇(シイタケ)がいい味をだしてて染みわたるような味わいのスープですね~。寒い日なんかに食べたらたまらなく美味しいと思いますよ。
鶏肉もゴロっと。柔らかくて味もしっかり染みてて美味しい。
モツも入っていて具だくさんです。
480元と値段はかなり高めですがこれは食べる価値ありですよ。他のメニューも手が込んだものばかりなのでこれはぜひ再訪して食べてみたいですねー。
店舗情報
住所 | 台北市大安區延吉街138巷4號 |
営業時間 | 11:00~21:00 |
休日 | |
FB | HAO 旺福號 |