すでに旅行ガイド本などのメディアにもよく取り上げられてすっかり有名になっている台北の「心地日常」。「酒釀」をトッピングした雪花冰で有名なお店ですね。このお店、実は花蓮に本店があって台北のお店は2号店なのです。本店の方は花蓮の繁華街からちょっと離れた閑静な住宅街にあって台北のお店とは対照的。店舗も古い日本家屋を改装した味のある建物です。もし花蓮に行くことがあったら訪れてみるのもいいですね。台北のお店とはまた違った魅力に気付くことでしょう。というわけで今回は花蓮の「心地日常」を紹介したいと思います。
※「心地日常 花蓮店」は下記住所に移転しました。
新住所:花蓮市博愛街213號2樓
心地日常
古い日本家屋を改装したお店
美崙溪を超えてすぐの中美路と海岸路に挟まれた場所にはちょっと興味深い雰囲気の街並みが広がっています。二階建て、三階建ての近代的な住宅に混じってところどころに古い日本家屋が見られるのです。「心地日常」はそんな日本家屋の1つを改装したお店です。
この入り口の雰囲気なんてまるっきり日本の住宅ですよね。
「心地日常」は雪花冰を食べることができる甘味処。お店に入って右手にわずかにカウンター席が用意されています。
こちらがメニュー。一番上の「桂花蜜酒釀雪花冰」が「心地日常」を一躍有名にした「酒釀」をトッピングした一風変わった雪花冰です。台北のお店で食べたことがあるという人も多いと思います。注文は口頭で伝えればOKですよ。
雪花冰を待っている間に店内を見学。店内の左側は靴を脱いで上がります。カウンター席がある場所は土間にあたるのかな。まさに昔の日本の家の造りですねー。
なんだか懐かしさを感じる光景です。柱の緑色が異国感を思わせますね。
奥には庭もあります。ここにもテーブル席が設置されています。
店内では衣類や雑貨などの販売も行っているようです。
ほんのりお酒の風味が漂う酒釀の雪花冰
さて、見学しているうちに雪花冰の出来上がりです。
桂花蜜酒釀雪花冰(130元)
雪花冰にかかっているのは桂花蜜(キンモクセイのソース)。その横に添えられているのが酒釀です。酒釀というのはチューニャンといってもち米を発行させたものです。上海出身のオーナーの両親が作っていた味を再現したもので、毎日お店で作っている自家製の酒釀です。
こちらも自家製、トッピングの湯圓。
雪花冰はフワフワでまろやかな口当たり。香りのよいキンモクセイのソースといっしょに食べると一層美味しいですね~。
酒釀はほんのり甘く、またお酒の香りも口の中に広がります。キンモクセイのソースとの相性もいいですねー。ちょっと今までに食べたことのない不思議な美味しさです。
モチモチ食感の湯圓がまたよいアクセント。派手さはありませんが奥深い味の雪花冰です。
たぶん台北のお店で食べたことがある、または食べようと思っている人の方が多いと思いますが、花蓮の街も含めてここの「心地日常」の雰囲気は台北では味わうことのできない素晴らしいものなので花蓮に来たときはぜひ訪れてほしいお店ですねー。
店舗情報
住所 | 花蓮市民德三街12號 |
営業時間 | 13:00~19:00 |
休日 | 水 |
FB | 心地日常 花蓮店 |