以前台南の神農街で営業している「友.友 tomotomo」を紹介したことがあります。日本のかき氷がメインのお店で当時はちょっと珍しい印象があったんですよね。あれから数年、今では日本風のかき氷のお店があちこちで見られるようになりました。今思うと「友.友 tomotomo」は日本風のかき氷の先駆けだったんだな~、となんだか懐かしくなります。その「友.友 tomotomo」ですが2号店ができているということなので今回台南を訪れた機会に行ってみることにしましたよ~。
友.友tomotomo2號成功店
2号店は古民家ホステルの1階
「友.友tomotomo2號成功店」は成功路と公園路の交差点付近にあるスイーツ店。こちらの公園路の脇にある細い路地を進んでいくとすぐ左手に見えてきます。
こちらの「新東亞大旅社」と書かれた建物がそう。それにしても年季の入ったシブいビルですよね~。こんなレトロなビルがゴロゴロあるのはさすが台南です。1960年代から「新東亞大旅社(後に新東亞旅埕に改名)」という旅館として使用されていたそうです。現在リニューアルして新東亞旅埕(Neat Hostel)として営業しています。「友.友tomotomo2號成功店」は同じビルの1階に入っています。
友.友tomotomoの1号店に行ったことがある人ならこれを見てすぐに分かるはず。レトロなビルにポップな雰囲気のアンバランスさが微笑ましい(笑)。
日本のかき氷やおやつがメインのお店なのでこんな感じになっております。
店内もいい雰囲気ですね~。床やカウンターの磨石子(人造大理石)と言われる素材が台湾の老房子の魅力なんですよね。
もう当然のように日本語が使われてるんですが1号店と同様に完璧です。「おいしいかき氷ともともにあります」なんて日本人からすればなんてことはありませんが、外国人がこの言い回しを知ってるのは脅威ですよね。いったいどんな人が作ってるんだろう?
店内にもお菓子や雑貨など日本で溢れています。
メニューはイラスト入りで分かりやすい。やっぱりかき氷が一番おすすめなんですが、地元のお客さんにはこちらの「Fuji山冰」というブルーハワイのかき氷が人気のようです。
他にも焼きそばパン、スフレ、団子などがありますねー。
かわいい日本風のマンゴーかき氷
Fuji山冰も美味しそうだったんですがせっかく夏に来たのでやっぱりコレ「芒果冰」をいただきました。
芒果冰(130元)
小さい器に高く盛り付けるという日本のかき氷のスタイル。頂上にはカットマンゴーとアイスクリームをトッピングしてマンゴーソースをかけています。練乳とマンゴーソースが別に付いていますがこの状態でかけるとさすがにこぼれてしまいそうなので先に上部をたべることにしましょう。
カットマンゴーの甘さはもうひとつですがそれでもじゅうぶん美味しいです。
氷は粗くもなく、かといってそこまできめ細かくない中間ほどのシャリシャリしたタイプです。ミルクかき氷ではないのでまろやかさはありませんがその分マンゴーソースの味がストレートに伝わってきますね。
氷の中にもカットマンゴーが入ってます。日本風のかき氷は氷の中に潜り込ませることが多いですねー。
このくらいになると味が薄くなってくるので練乳とマンゴーソースを投入です。ちょっと色の薄いマンゴーが入ってますがこれは芒果青というもので酸っぱい味がします。甘さに飽きたらちょっと口直しにいいですよ。
美味しいスイーツだけでなくレトロな雰囲気も楽しめるいいお店ですねー。ホステルの方もなかなか良さそうだったので泊まってみるのも面白いかもしれませんね。この次来たらぜひ「Fuji山冰」を食べてみたいと思います。
店舗情報
住所 | 台南市北區成功路68巷45號 |
営業時間 | 11:00~18:00 |
休日 | 火 |
FB | 友.友tomotomo2號成功店 |