そろそろ日本も温かくなってきましたね。夏が近づくと街中の飲食店では冷麺を目にするようになりますね。実は台湾でも冷麺ってあるんですよ。あまり冷たい麺を食べるっていうイメージはないのですが冷麺は別。台湾では「涼麵」と呼ばれています。日本の冷麺とは似ているようでこれがけっこう違いがあってなかなか興味深いのです。台北には涼麵の人気店がたくさんあるのですが今回はその中からMRT南京復興駅近くにある「福德涼麵」を紹介したいと思います。
福德涼麵
24時間営業の涼麵の人気店
MRT南京復興駅のやや北側にある興安公園。この辺りにはけっこう安くて美味しいお店がたくさんあるんですよ。福德涼麵はこの興安公園から30mほどの場所にある24時間営業の涼麺のお店。日曜日が休みとは言え24時間営業ってすごいですね~。
それにしてもずいぶん年季の入った建物。見たところ日本家屋でしょうか。台北でもまだまだこういった古い建物が残ってるんですよね~。1軒に2つのお店が入ってるようで右側が福德涼麵です。
かなり人気のあるお店なので食事時に来ると行列になってることがありますが24時間営業なので混雑時をずらせば比較的空いています。
オーダーシートは無いので入り口で注文して席に着きましょう。メニューは店頭のキッチン上にあります。
店内にはわずかなスペースですが席があります。相席になりますがこれもローカルなお店ならではということで。
おすすめ涼麵と三合一湯
注文したのは涼麵と三合一湯。
涼麵・小(40元)、三合一湯(45元)
涼麵にはキュウリがトッピングされてます。そしてこのかなり色の淡いタレ(麻醬)が特徴。
麺はやはり台湾の涼麵特有のポソポソした食感。初めて食べたときはどうしても日本の冷麺と比べてしまうのでかなり違和感があったのですが今では慣れてしまったせいかこの食感が気に入っています。タレはやや甘めですね~。
というわけでタレにもう少し刺激が欲しい方はテーブルに置いてある辣油と芥末(ワサビ)をお好みでどうぞ。
こちらは三合一湯。三合一って何かというとですね・・・ このお店には味噌湯、貢丸湯、蛋花湯というスープがあるんですが、これら三つをミックスしたのが三合一湯というわけです。まあ三位一体みたいな意味でしょうか。別にこれだけに限ったわけではなくいろんなところで「三合一」って使われるんですよ。例えばコーヒーに砂糖とクリープが入ったものを三合一と言ったりもします。
涼麵のお店って必ずと言っていいほど味噌湯(味噌汁)と蛋花湯があって、両方をミックスしたのもよくあるんですよ。これが個人的に大好きでいつもよく注文するんです。味噌汁に溶き卵が入って味がよりまろやかになって美味しいですよね~。
涼麵ってわりと軽めの食事にちょうどいいですよね。朝ごはんにもピッタリだと思いますよ。涼麵の他にも炸醬涼麵も人気なので2、3人で来たときにはいろいろ食べ比べてみるといいですね!
店舗情報
住所 | 台北市中山區興安街76號 |
営業時間 | 24時間営業(日曜は0:00~6:00) |
休日 | |
HP |