台中市中心部の人気観光エリアには一中街商圏、勤美草悟道商圏、精明商圏、逢甲商圏、美術館区、東海商圏エリアなどの繁華街があります。その中でもそごうや勤美誠品緑園道のある勤美草悟道商圏、精明商圏はカフェや小吃店など飲食店がたくさん。また広場など緑も多くて若者、家族連れに人気があります。一方、台湾大道を挟んだ反対側の國立自然科學博物館周辺はあまり注目されませんが、落ち着いた雰囲気でなかなか魅力のあるエリアなんですよ。というわけで今回はこの科博館エリアのスイーツ店「有春冰菓室」を紹介したいと思います。
※「有春冰菓室」は閉店しました。
有春冰菓室
科博館近くの開放的なスイーツ店
博館一街と館前路との角地にあるスイーツ店「有春冰菓室」。すぐ目の前には國立自然科學博物館があります。通りの名前にも表れてますね。
「內用(テイクアウト)の場合は先に席を確保して注文してください」と書いてます。
席は店頭にテーブルが設置してあるので空いてる席を探しましょう。
店頭にテーブルが置いてあるのは小吃店によくみられるようなスタイルですが、そのわりにはしっかりした席ですよね。あまり見たことのない雰囲気です。
席を確保したら改めて注文です。
メニューを見るとスイーツが中心なんですが麺類やトーストもあるみたいです。それからこのときは注文しなかったんですが「製粒果汁」というパイナップルやスイカをそのまんま器に見立てたフレッシュジュースが人気なんですよ。
フレッシュジュース注文しようかなーって思ってたんですがこのチラシを見てかき氷にしてしまいました。期間限定に弱い(笑)。
注文~清算を終えると明細を渡されます。明細には「領餐號碼」という番号が書かれてます。これは順番待ちの番号。
たぶん本来ならカウンターの右にある電光掲示板に番号が表示されると思うのですが、このときはそんなに混み合ってなかったので使われてませんでした。混んでるときは使うんじゃないかな。
イチゴまみれの贅沢かき氷
というわけで店員さんが席まで運んできてくれましたよ~。
季節草莓冰(180元)
かき氷の上にイチゴを隙間なくびっしりと並べています。頂上にはイチゴのアイスクリーム、さらにその上にイチゴが丸ごと1個のってます。そして全体に練乳をたっぷりとかけたなんとも贅沢なかき氷です。なかなか食べるのが難しいのですがまずは外側のイチゴをはがしていくように食べ進めていきましょう。
かき氷はきめ細かくてサラサラした印象です。このタイプのかき氷って不思議と溶けないんですよね~。結局食べ終わるまで全然溶ける気配がなかったですよ。もちろん氷もしっかりイチゴ味で美味しいですよ~。
氷を食べ進めると中から紅白の湯圓がでてきました。ここにきてQQ食感のアクセントも追加。けっこう手が込んでますねー。180元とやや高めの値段設定ですがじゅうぶんそれだけの値打ちありです。
(追記)夏季限定のマンゴーかき氷を食べました
夏に再訪してマンゴーかき氷をいただきましたよ~。「有春冰菓室」のマンゴーかき氷は「芒果芋見布丁」という名前からも分かるようにマンゴーの他に小さな芋圓(タロイモ団子)、地瓜圓(サツマイモ団子)、それに布丁(プリン)のトッピング。
芒果芋見布丁(180元)
きれいにカットされたマンゴーです。「有春冰菓室」ってほんと商品のビジュアルは抜群なんですよね。味も甘くって美味しいですよ~。
氷は日本のかき氷のようなガリガリタイプ。芋圓(タロイモ団子)、地瓜圓(サツマイモ団子)のQQ感がいいアクセントです。
1つだけ串に刺さった大きくカットされたマンゴー。ずっと氷に刺さっていたせいかかなり冷やされています(笑)。最後まで美味しくいただけました~。
店舗情報
住所 | 台中市西區博館路101號 |
営業時間 | 11:30~19:00 |
休日 | |
HP | 有春冰菓室 |