
燒餅も油條も台湾の朝ごはんには欠かせない定番メニュー。外側はパリッと中はもっちりとした「燒餅」は卵焼きや油條を挟んだアレンジメニューが人気。ザクザクした食感の中華風揚げパン「油條」はそのまま食べるもよし、豆乳に浸して食べるもよし、見た目のボリュームに反して意外な軽さで朝ごはんにピッタリです。今回はその燒餅と油條のみで勝負する台中の朝ごはん屋さん「精武路燒餅油條」を紹介したいと思います。
精武路燒餅油條
精武路の名もない朝ごはん屋さん
台中公園近くの精武路沿いにある早餐店。どうやら店名はないようなのですが「精武路燒餅油條」という通称で呼ばれています。
店名に「燒餅油條」とあるからには当然それが人気なんだろう、という予想通り店頭には大量の燒餅と油條(中華風揚げパン)が。
次々と油條が出来上がっています。一方お店の中では燒餅がこちらも絶え間なく焼き上がっています。
それもそのはずなんと飲み物意外のメニューは燒餅と油條だけ! 驚きの潔さですね~。早餐店ならまず間違いなくあるはずの蛋餅すらありません。ただ「燒餅」「油條」と別々に書かれていますが、これらを組み合わせた「燒餅油條」もオーダー可能。これがちょっと独特で人気があるのです。というわけで「燒餅油條」を注文します。注文は店頭で口頭で行います。
燒餅油條の作り方はまずは燒餅にハサミでチョキチョキと切り込みを入れバットの上に広げます。そしてそこへ刻みネギをたっぷりとまぶして、最後に油條を挟んで出来上がりです。
店内の奥の方にテーブル席がいくつかあるので空いている席に座りましょう。
燒餅と油條の2種類の食感にネギの風味をプラス
燒餅に油條を挟んでいるというより油條に燒餅がくっついてるという感じですね(笑)。
燒餅油條(30元)、豆漿・甜(15元)
中にはネギがたっぷり。
このまま豪快にかぶりつきます。油條も燒餅もパンなのではっきり言うとパンonパンな組合せなんですがそれぞれ食感が違うのでこれが意外に美味しいんですよ。ザクザクとした油條、もっちりした燒餅、さらにネギの風味も加わっていいアクセントになっています。
店舗情報
住所 | 台中市北區精武路254號 |
営業時間 | 5:00~10:30 |
休日 | 火 |
HP |