花蓮で最も有名な夜市と言えば東大門夜市。実は2015年7月オープンという歴史の浅い夜市なんですがその規模やお店の充実ぶりから大人気なのです。その広さであったり夜市にしては熱炒のお店が多かったり、他の夜市とは一線を画すところがいろいろとあるのですが最も特徴的なのは原住民の歌や踊りが見れたり原住民料理が食べられる点ですね。東大門夜市に来たら原住民料理を食べない手はありません。というわけで今回は東大門夜市で原住民料理が楽しめるお店「啦外小吃」を紹介したいと思います。
啦外小吃
注文は店頭に並んだ食材を見ながら
花蓮の東大門夜市にやって来ました~。それにしても広い! 台北の士林夜市や台南の花園夜市などは日本でもよく知られていますが人が多くて満員電車みたい、という印象があるんですよね。それに比べると広々として快適ですよ~。
そして東大門夜市の最大の特徴といえば原住民の歌や踊りなどのイベントが見られたり、原住民料理が食べられることなんですよ。
というわけで今回行ったのはこちらのお店。東大門夜市の中の原住民一條街にある「啦外小吃」です。
店頭にはいろんな食材が並んでるんですが、実は注文はここでこれらの食材を見ながら行います。店員さんが「じゃあどれにする?」みたいに聞いてくるんですよ。知らないと「え、そう言われても・・・」って戸惑っちゃいますよね(笑)。一応ことのきは事前に食べたいメニューを下調べしてたのでそれを伝えました。もし行くなら参考にしてください。
注文を終えたら店の奥にある席へ移動します。ご覧のように東大門夜市はお店の背後にこのような共同の広い席が用意されているんですよ。屋根付きなので雨の日でも座ってゆっくり食事を楽しむことができますよ。ただしこの席は当該のお店で注文した場合に利用することができるので何も買ってなかったり、別のお店で買ったもののみを持ち込んだりして利用するのはNGのようです。
一応メニューはあるみたいなんですけどね。これを見せればいいんじゃないかと思うんですが、まあ店頭でのやり取りも趣向の一つなんでしょうか。ちょっとよく分かりません。ただメニューにあってもそのときどきで食材が無い場合もあるみたいです。ほんとは「木鱉果炒蛋」というのを注文したかったのですがこのときは無かったみたいです。たぶん店頭に並んでる食材がその日提供できるものだっていうことなんでしょうね。
食べたかったのはトビウオの塩焼き!
というわけでこの日注文した料理の数々です。どれも美味しそうですね~。いくつか値段の分からないものがありますが合計で600元でした。2人で食べたのでまあまあの値段です。
轟炸飛魚(不明)、炒田貝(100元)、玻璃珠炒鹹豬肉(不明)、山蘇(150元)
一番食べたかったのがこれ! トビウオの塩焼き「轟炸飛魚」です。うーん、躍動感がありますね。トビウオの料理は東大門夜市以外でも花蓮の原住民料理として人気があるようです。身はわりとタンパクな味でけっこう歯応えがあります。なかなかウマいですよ。
「木鱉果炒蛋」が無かったので代わりに注文した「山蘇」の炒め物。シャキシャキというかザクザクとした小気味よい食感。山蘇自体の味も濃いしニンニクが効いててウマい。これ、けっこう好きなんですよ。熱炒に行くとメニューにあるので見つけたらぜひ注文してみてください。
これは玻璃珠と呼ばれる小型の玉ねぎ(小洋蔥)と鹹豬肉を炒めたもの。これ、後で改めてメニューを見たら載ってなかったんですが特に何事もなく作ってくれましたね。味の方はもう見た目通りの美味しさ。玻璃珠に甘味があって鹹豬肉とよく合ってます。
「これは淡水で獲れるのよ~」とお店の人が教えてくれた大ぶりな貝を調理した炒田貝。「煮汁と一緒に食べると美味しいよ」と。言われずともそうしたくなる見た目ですよね~。肉厚で食べ応えのある身をスープと一緒に食べると確かに美味しさが倍増です。
ちょっとボリュームを警戒していたんですが「ご飯ものも注文すればよかったかな~」と思ってしまうほどの美味しさでしたよ。東大門夜市に来たらぜひとも原住民料理をお試しください。
店舗情報
住所 | 花蓮縣花蓮市中山路50號(東大門夜市:原住民一條街) |
営業時間 | 17:00~23:00 |
休日 | |
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