中華圏の事情に明るくないとなかなか見分けることは難しいと思いますが台湾にある飲食店や料理にもいろんな「地域」という特色があります。日本人にも比較的分かりやすいのは四川料理や上海料理といったところでしょうか。他にも客家料理、眷村料理、はたまたは東南アジアなどさまざまなジャンルがあります。自分にもまだまだよく分からない部分があってそれがまた面白かったりします。今回紹介したいのは「香港」。これも台湾の飲食店ではよく見かけます。というわけで台北で香港のローカルフードが楽しめる「在在 Zoizoi」に行ってみたので紹介したいと思います。
※「在在 Zoizoi」は閉店しました。
在在 Zoizoi
香港のローカルフードを堪能できるお店
龍山寺から歩いて3分ほどの場所で控えめにお店を構えているのが在在 Zoizoi。つい黒い看板に目が行ってしまいますが在在 Zoizoiの看板は入り口にある白い方。
でも人気はかなりあるようでこの日も開店前から数人がお店の前に並んでいました。オープン後は順番に店内に案内されます。入ってすぐのカウンターで注文して2階の客席へ行きます。
入り口にメニューが置いてあるので並んでる間に注文を決めておきましょう。もちろんレジカウンターにもありますよ。
注文を終えたら2階へ。
2階は4人掛けのテーブル席が2つとカウンター席4つだけ。なのですぐにいっぱいになってしまいます。
インスタントラーメンを使ったメニュー
注文したのはこちら、乾炒叉燒公仔麵に蛋(卵)のトッピング、それに港式奶茶。
乾炒叉燒公仔麵+蛋(160元+15元)、港式奶茶・M(75元)
お茶はサービス。器がかわいいですね。
港式奶茶、つまり香港風のミルクティーです。濃く淹れた紅茶にエバミルクを加えたもので独特の風味があります。
そしてこれが食べたかった! 公仔麵というのは香港のインスタントラーメン。それを使った焼きそばが炒公仔麵というローカルフードです。これはチャーシューをトッピングしてあるので乾炒叉燒公仔麵というわけです。そしてさらに目玉焼きのトッピングも追加しました。
目玉焼きに隠れて見えませんがチャーシューがトッピングしてあります。
やっぱこうしたいですよね(笑)。これはもう美味しいに決まってるじゃないですか。
インスタントラーメンを使ってるのでジャンクフードと言えばまあそうなんですが、しかしこれがなかなか美味しいんですよ。日本のソース焼きそばとは違ってもうちょっと控えめな味ですねー。それにしてもインスタントラーメンをお店で調理して出すっていうのも日本人の感覚からするとちょっとビックリですね。
他にもスープありバージョンの公仔麵、トロトロの半熟玉子をご飯にかけた滑蛋蝦仁飯や滑蛋叉燒飯などなど美味しそうなメニューがあるのでぜひまた再訪したいです。
店舗情報
住所 | 台北市萬華區和平西路三段61號 |
営業時間 | 14:00~20:00 |
休日 | 火~木 |
FB | 在在 Zoizoi |