台中最大規模の夜市がある逢甲商圏と同じく台中の巨大学生街の1つ「一中街商圏」。逢甲商圏は逢甲大学の1校によって成り立っているのに対して、一中街商圏は雙十國中、國立臺灣體育運動大學、國立臺中科技大學といった複数の学校が周囲にあるのが特徴です。学生街の特徴としては、安くて美味しいお店が多いという他に、流行を取り入れた新しいお店が常に現れては消えていくという新陳代謝の活発さがあげられます。今回はそういった新しいタイプのお店、一中街の「曾氏福建炒麵」を紹介したいと思います。
※「曾氏福建炒麵」は現在「灶 福建炒麵 Stove Hokkien Fried Noodles」に店名を変更しています。
曾氏福建炒麵
豪快に調理する様子を見てたら食べたくなりました
台中の一中街を歩いていると「曾氏福建炒麵」という一軒の小さな屋台が目に止まりました。豪快に炎をあげて調理するさまが面白くてしばらく眺めていました。
見事な炎! いったい何の料理を作ってるんだろう・・・?
と、サンプルがありました。炒麵、つまり焼きそばですね。炒麵といっても台湾の一般的な炒麵とは違ってどちらかというと日本のソース焼きそばに近いタイプですね。どうもマレーシアの料理みたいですよ。
全然買うつもりはなかったんですが見てると食べたくなってきてしまったのでまんまと注文してしまいました。だって美味しそうなんだもん・・・
では調理の様子をどうぞ。ちなみに自分が注文するまで誰もお客さんがいなかったんだけど、この後ぞろぞろ人が集まってきたんですよね。様子を伺ってたのかな・・・
【動画】
見た目通り美味しい焼きそば!
というわけで買ってきました~。メニューは福建炒麵のみ。なので注文は数だけでOK、簡単です(笑)。
福建炒麵(90元)
こんなおしゃれな容器に入れてくれます。なんだかアメリカにある中華料理のテイクアウトみたいですね。
ではさっそくいただいてみましょう。うーん、美味しそう! まさに見た目はソース焼きそば。具にはエビ、イカ、豚肉、キャベツが入っています。
台湾の一般的な炒麵はやや太めの麺で柔らかめなんですがこれは細麺でコシがあります。しっかりと歯応えがあって美味しいですね~。味付けも日本人なら好きな味だと思いますよ。
具にはイカや・・・
プリプリのエビ。海鮮焼きそばですね。
見た目があまりに美味しそうだったのですが実際に美味しかったですよ。後で分かったのですが高雄の瑞豐夜市ですでに営業しているお店で、最近(5月ごろ)一中街に進出してきたようです。新しい選択肢になりそうなお店ですね。
店舗情報
住所 | 台中市北區育才街27-1號 |
営業時間 | 11:30~22:00 |
休日 | |
FB | 曾氏福建炒麵 |