台中の夜市と言ってまず名前があがるのが「逢甲夜市」。全台湾でも最大級の規模を誇る人気夜市の1つです。また学生街ということもありさまざまな「食」の流行の発信地であるとも言われています。と、夜市が注目されがちな逢甲商圏なんですが実は夜以外の顔もなかなか興味深い。学生向けの衣料品店、雑貨店、それに安くて美味しい食堂などがたくさんあるので明るいうちから来てみるのも意外な発見があって面白いですよ。というわけで今回は夜市とは全く対極、早朝の逢甲商圏に朝ごはんを食べに行ってみました。
逢甲炒餅條
逢甲大学近くの早餐店
逢甲炒餅條は逢甲大学のやや北側にある早餐店。この逢甲大学一帯は台中最大の逢甲夜市で有名ですが今回やって来たのは夜ではなく早朝。夜向けの店の中に朝ごはん屋さんもポツポツと見られます。たぶん近くに住む学生が主に利用するのではないでしょうか。
こちら逢甲炒餅條のメニューは蛋餅が中心なのですが独特のアレンジを加えた蛋餅が人気なのです。
注文はオーダーシート。プラスチックのカバーに包まれた使い回し可能なオーダーシートが置いてあるので1枚取って席に着きます。
食べたいものにチェックを入れテーブル番号を記入して店員さんに渡しましょう。
店内は小さなスペースで席数もわずか。ですが、やっぱりテイクアウトのお客さんがメインなのであまり混んでいませんよ。
キッチンには焼き上げられた大量の蛋餅が。
壁にはお客さんのメッセージや写真が貼られています。有名人が来たんでしょうかね~。
飲み物は冷蔵庫に入っているので自分で取ってOKです。
ピリ辛蔥辣醬が食欲をそそる!
店名にもなっている看板メニューの炒餅條。それとこちらも人気の蔥肉飯を注文しました。
炒餅條・半熟蛋(50元)、蔥肉飯加蛋・半熟蛋(60元)、紅茶(20元)
箸やスプーンはテーブルに置いてあります。各種調味料もあるのでこちらはお好みで。
炒餅條というのは蛋餅を一口サイズに切って炒め、自家製の蔥辣醬(ピリ辛ネギソース)と肉燥(肉そぼろ)で和えた料理。さらに目玉焼きをトッピング。目玉焼きは半熟(半熟蛋)、固焼き(全熟蛋)を選ぶことができます。このときは半熟を選択。
蛋餅はモッチモチでいい食感。蔥辣醬と絡めて食べるとこれがウマい! 一般的な醬油膏(とろみのある醤油)で食べるのとはまた違った美味しさがあります。
半熟の目玉焼きを割ると黄身がとろりと。自家製の蔥辣醬は結構ピリ辛なんですが黄身と合わせると味がまろやかになりますね~。肉燥(肉そぼろ)も一緒に食べるともう箸が止まらなくなる美味しさですよ。
こちらはご飯に蔥辣醬(ピリ辛ネギソース)と肉燥(肉そぼろ)をトッピングした蔥肉飯。炒餅條と同様に目玉焼きのトッピングがあり、やはり半熟(半熟蛋)、固焼き(全熟蛋)を選ぶことができます。もちろんこっちも半熟を選択。
これはもう見た目ですでにウマいレベル。食べるとやっぱりウマい、ピリ辛のネギと肉そぼろがご飯に合う合う。朝からガッツリ食べてしまいました。箸だとちょっと食べ難いのでスプーンで食べるとよいかもしれません。
ピリッとした蔥辣醬のいい香りが食欲を刺激するんですよね~。一味違った蛋餅が食べたいのであればおすすめのお店ですよ。
店舗情報
住所 | 台中市西屯區文華路231號 |
営業時間 | 6:00~13:30 |
休日 | 月 |
HP | 逢甲炒餅條 |