MRT圓山駅の東側一帯には大龍峒と呼ばれるエリアが広がっています。孔子廟、保安宮、大同老街といった史跡・寺廟が多く存在するエリアで、艋舺(華西街観光夜市周辺)や大稲埕(迪化街周辺)と同様にかつて台北で栄えた地域、今では下町といったイメージのある場所です。昔ながらの庶民的な街並みや小吃店が多く見られ歩いていて楽しいエリアですよ。今回はここ大龍峒エリアの大龍街にある朝ごはん屋さん「萬世香小籠包豆漿店」を紹介したいと思います。
萬世香小籠包豆漿店
朝も賑やかな大龍街
大同區の小さな夜市「大龍街夜市」が開催される大龍街。実は朝行ってもなかなか賑やかなんです。早朝から開いている朝ごはん屋さんがあったり、路上で野菜などを売っていたりとなんだか市場のような雰囲気。萬世香小籠包豆漿店はその大龍街にある小籠包専門店であり朝ごはん屋さんでもあります。
朝から小籠包? いや、食べますよ小籠包。豆漿店に行くとメニューに小籠包があるお店もけっこうあって朝食に食べるのは一般的なのです。
メニューは簡潔。メインの小籠包の他、大饅頭、素菜包、鮮肉包の3種。飲み物が豆漿、米漿、清漿(無糖の豆漿)。小籠包は1籠10個入りで80元ですよ。台北とは思えない安さ。オーダーシートは無いので入り口で口頭で注文して店内の席に着きます。
小籠包を包んでいる様子を横目に見ながら店内へ。
小さなテーブルが3つほどしかない広さですがほとんどのお客さんはテイクアウトしていくのであまり混んでません。
待ってる間にタレを作りましょう。
醤油にお酢を少々。
薄皮で餡がずっしりと入った小籠包
ほどなくして小籠包が運ばれてきました~。熱々で美味しそう!
小籠包(80元)
朝ごはん屋さんの小籠包ってわりと皮の厚い肉まんタイプのイメージがあるのですがこちらは薄皮タイプのようです。中の餡が透けて見える歩と薄皮なのがお分かりいただけるでしょうか。
鼎泰豐のようないかにも繊細で上品な感じではありませんがそこそこ薄皮のタイプの小籠包です。肉汁もしっかり入っていて何より餡が大きい! 小籠包自体は一口サイズですが中にはずっしりと餡が入っています。ジューシーでウマい! これで80元はCP抜群ですよ~。
豆漿は台湾では一般的な砂糖入りの甘い豆乳です。ちなみに萬世香小籠包豆漿店では無糖の豆漿を清漿と呼んでるようです。
豆漿・大(18元)、豆漿・小(15元)
夜の大龍街夜市を訪れるのも楽しいですが朝来てもなかなか面白そうなのは意外な発見でしたね~。朝の散歩がてら来てみるのもいいかもです。小籠包もおすすめですよ。
店舗情報
住所 | 台北市大同區大龍街270號 |
営業時間 | 6:00~10:00 |
休日 | 日 |
HP |