台中駅から10分ほど歩いた台湾大道と三民路の交差点にある台中第二市場は、小吃店や物販店など大小合わせて100を越える台中を代表する市場の1つです。戦前、台中に住む日本人にもよく利用されていた台中第二市場は現在でも台中市民の台所として食生活を支えています。また数十年の歴史を持つ小吃店屋台が多く存在する美食の市場としても知られ、国内外から多くの観光客が訪れる観光スポットでもあるのです。というわけで今回はこの台中第二市場の人気店の1つ「阿嬤a相思麵店」を紹介します。
阿嬤a相思麵店
台中第二市場の人気店の一つ
やって来ました~台中市民の食を支える台所、台中第二市場です。台中にいくつかある市場の中でも最も有名と言っていい場所で国内外からたくさんの人が訪れます。
今回行ったお店は三民路側の入口を入ってすぐの場所にある阿嬤a相思麵店。台中第二市場というと王記菜頭粿糯米腸というお店が有名なんですがそのすぐ左隣りのお店です。仲良く並んで営業してますね。因みに店名に何故か「a」とアルファベットが入っているのですが、これは注音符号の「ㄟ」のことなんです。「a」と発音が同じなんですよ。
阿嬤a相思麵店は店名からも分かるように麺がウリのお店なんですが、米腸(糯米腸)、香腸、芋頭粿、菜頭粿(蘿蔔糕)などのモチモチ系のメニューも人気なのです。なんか隣の王記菜頭粿糯米腸と丸被りしてるような気がしないでもないですが・・・
モチモチ系は六合一(六種盛り合わせ)とか三合一(三種盛り合わせ)のようなセットメニューがあって注文しやすくなってますよ。1人なら三合一くらいがちょうどよいですね。
これがそのモチモチ系、米腸、芋頭粿、菜頭粿などなど。香腸はこのときまだ準備できてなかったようです。仕方ないので香腸抜きの三合一と麺、スープを注文しました。オーダーシートなどは無いので口頭で注文します。
お店の脇にある通路にテーブルがあるのでイートインする場合はここで食べることができます。
白乾麵と芋香米三合一
香腸食べたかったな〜などとちょっと残念に思ってると間もなく料理が運ばれてきました。
おすすめの麺料理「白麵」のスープ無し(白乾麵)です。真っ白い平打ち麺にもやし、肉燥、油蔥酥(揚げネギ)をトッピングしてあるシンプルな料理。
招牌白麵・乾(40元)
まずは麺とトッピングをよく混ぜてそのまま食べてみましょう。ほのかに漂ってくるネギの風味がいいですね〜。麺もなかなかコシがあっていい食感です。
そのままの味を楽しんだら次は卓上の調味料を。
これですよ。見るからに濃厚な麻醬。
これを麺にかけましょう〜。
一瞬にして濃厚な麻醬麺に!
再びよくかき混ぜまていただきます。今度は胡麻の風味豊かな麻醬麺が楽しめると、1粒で2度美味しい麺というわけです。
モチモチ系の芋香米三合一。芋香米というのは芋:煎芋(芋頭粿)、香:香腸、米:米腸(糯米腸)ということです。ただこのとき香腸は無かったのでその分他の2つをちょっと増してくれました。
芋香米三合一(65元)
煎芋はタロイモを練って固めて蒸した芋頭粿を鉄板で焼いたもの、米腸(糯米腸)はもち米のソーセージですね。焼いているのでモチモチ食感に加えてちょっと香ばしさがあって美味しいでね。ただこれ結構食べ応えあります!
豚の血を固めたものが具として入っている豬血湯。台中では炒麺と共に朝ごはんでよく食べられるスープです。ちょっと見た目が敬遠されそうなんですが、意外にクセがないあっさりしたスープなんですよ。
豬血湯(25元)
お腹いっぱい、これで130元っていうのはスゴイ! 安いし美味しいし人気があるのも頷けます。数ある第二市場のお店の中でもおすすめのお店ですよ。
店舗情報
住所 | 台中市中區三民路二段87號 |
営業時間 | 7:00〜18:00 |
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