台湾ではやっぱり美味しい台湾茶をいただける茶芸館を訪れたり、近年爆発的に数が増えているスペシャルティコーヒーを扱うカフェに行ってみたりというイメージがあります。でも美味しい紅茶を楽しむことができるお店もちゃんとあるんですよ。そこはやはりお茶の大国だけあって紅茶に対するこだわりもさすがという一言。というわけで今回は台南で美味しい紅茶がいただけるティールーム「六合境 茶弥 Sabiski」を紹介したいと思います。
六合境 茶弥 Sabiski
延平郡王祠近くのティールーム
六合境 茶弥 Sabiskiは台南の延平郡王祠の近くにあるティールーム。開山路と府前路の交差点から両者の間にある建業路を100mほど進んだところにあります。お店は建物の2階にあり、その建物は植木に遮られるように建っているので外からはちょっと気付きにくい隠れ家的な存在です。
階段を登って行くと2階にお店の入口が。周囲をたくさんの緑に囲まれているので、ここが台南の中心部だということを忘れてしまいそうですねー。
店内はわりとカジュアルなカフェのようなイメージですね〜。でも静かで落ち着いた雰囲気が漂っているのはやっぱりティールームだからでしょうか。
窓から見える景色もまるで山の中にでもいるかのような涼しげな気分にさせてくれます。
のんびりとした雰囲気がいいですね、やっぱり台南はこういうシーンが似合います。
こちらはカウンター席。背後には茶缶がずらりと。
注文はオーダーシートです。紅茶は大吉嶺(ダージリン)系列、阿薩姆(アッサム)系列、錫蘭(セイロン)系列、中國茶系列、非州(アフリカ)系列、伯爵(アールグレイ)茶系列などなど。その他、冷たい現沖茶や鮮奶茶(ミルクティー)、緑茶などもあるようです。またタルトやスコーンなど自家製のスイーツが数種類。
セイロンミルクティーとサントノーレ
鮮奶茶(ミルクティー)系列から錫蘭熱鮮奶茶(ホットのセイロンミルクティー)、スイーツから芒果 聖托諾蕾をチョイス。
聖托諾蕾っていうのはサントノーレというフランスお菓子です。それにしてもこの聖托諾蕾っていう訳し方が面白いんですね。トノーレの部分は「托諾蕾」で当て字なんですが、サンはsaintなので聖を持ってきてるんですよね。発音もまあまあ近いのでうまく出来てますよね。
マンゴークリームに飾り付けられた黒い部分はミニシュー。濃厚なマンゴークリームの贅沢なサントノーレは正に台湾とフランスのコラボスイーツですね〜。
芒果 聖托諾蕾(サントノーレ)(120元)
ミルクティーはポットで提供されます。台湾に来た時は朝ごはん屋さんでよく売ってる昔懐かしいミルクティーを飲むことが多いのですが、やっぱり本格的な紅茶のミルクティーの美味しさは格別ですね〜。たまにはこうやってのんびりと美味しい紅茶を楽しむのもいいですねー。
錫蘭熱鮮奶茶(ホットのセイロンミルクティー)(190元)
孔廟からもわりと近く、じゅうぶん歩いてこれる場所にあるので観光のついでによるのもいいと思いますよ〜。
店舗情報
住所 | 台南市中西區建業街18號2樓 |
営業時間 | 13:00〜21:00、金〜土13:00〜23:00 |
休日 | 火水 |
FB | 六合境 茶弥 Sabiski |