台湾には無数のドリンクスタンドが存在します。道を歩けばいくつものお店を目にすることでしょう。チェーン展開している有名店から個人営業のお店まで様々なドリンクスタンドがあるんですよ。それだけに競争も激しく新陳代謝が活発なので今こうしている間にもあるお店は閉店し、またあるお店が新しく開店していることでしょう。というわけで今回はつい先日、台北小巨蛋(台北アリーナ)近くにオープンしたばかりのお店、お茶をメインにした出来立てほやほやのドリンクスタンド「Wave Tea」を紹介します。
※「Wave Tea」は閉店しました。
Wave Tea
夜市の屋台からドリンクスタンドへ
Wave Teaは先月(2017年12月)、台北小巨蛋(台北アリーナ)近くにオープンしたばかりのお茶をメインにしたドリンクスタンド。八徳路から寧安街を北に入ってすぐの場所がお店です。
Wave Teaのオーナーは2015年の5月から饒河街観光夜市で茶莊という小さなお茶の屋台を経営。そこで約2年半営業を続けた後このお店をオープンしました。(饒河街観光夜市のお店は今でも営業を続けています)
ややクラシックだった饒河街観光夜市のお店に比べてWave Teaでは店舗もメニューも近代的にリニューアル。でも肝心のお茶はその場で作って淹れたてを提供するというこだわりのスタイルを引き継いでいるんですよ。
基本的にテイクアウトがメインのドリンクスタンドですが店内にわずかに席があるのでイートインすることも可能ですよ。
カワイイ! 綿飴がのっかったミルクティー
こちらがメニュー。日月潭紅茶、伯爵紅茶(アールグレイ)、鉄観音茶、東方美人、四季春などお茶がメイン。パッションフルーツやパイナップルなどフルーツと合わせたものやミルクティーも揃っています。トッピングにタピオカもあるのでタピオカミルクティーとして注文することもできますよ。
今回注文したのは白日夢。お店に来る前に写真で見て「絶対これを注文しよう」と決めていました。
お茶なのですが先ずは綿飴を作ります。
小型のわたあめメーカーにあめ玉を1つ入れて作成開始。
徐々に大きくなっています。
そこそこの大きさになりましたよ〜。
で、このブルーの綿飴をミルクティーの上にのせて白日夢の完成です〜。なんだか不思議な飲み物ですが見た目はなかなかのインパクトですね(笑)。
白日夢(80元)
ミルクティーの表面に浮いているのは米香、日本でいうポン菓子ですね。これがなかったら綿飴は溶けてしまうので土台の役割も担ってます。ミルクティーは鉄観音茶を使っていますよ。
はっきり言って綿飴は絶妙のバランスを保っているので写真を撮りたいなら店内で撮りましょう。テイクアウトは絶対ムリ、着いたときには確実に綿飴は消えてますよ(笑)。
で、「これどうやって飲んだらいいの?」と聞くと、ストローで綿飴を押し込むと・・・ こぼれないのかな? と心配しましたがストローでミルクティーの中に綿飴をグっと押し込むと一瞬で消えてしまいました。ま、綿飴なので当然と言えば当然。儚く一瞬で消えてしまうというところを白日夢のようにはっと目が覚める様子にかけているんだそうです。味の方は綿飴が溶け込んでほどよい甘さに。さすがにお茶専門の屋台をやっているだけあってなかなかに美味しいです。
白日夢はどちらかというと見た目重視のメニューですが、他のオーソドックスなメニューももちろん美味しいのでおすすめですよ。
店舗情報
住所 | 台北市松山區八德路三段121-4號 |
営業時間 | 11:00〜19:00 |
休日 | 土~日 |
FB | WAVE TEA |